一昨日の夜から昨日のお昼ごろにかけて、ブログが正常に表示できない状態になっていた。というか、サーバの特定のボリュームに入れたファイルにアクセスできなくなっていた。現在、我が家のサーバはストレージ構成の見直しをしていて、たまたま数日間だけハードディスク1本の丸裸運用(RAID1の片肺)をしていた時だったので、サーバからのアラートメールに気づいた時は真っ青になった。もしハードディスク障害だったら、3年間の猫散歩の記録だけでなく、1998年から保管してあるすべてのデータを失うことになるからだ(俺が自宅でコンピュータを使い始めたのは1990年からで、1998年に一度すべてを失っている)。
仕事中だったので、とりあえずサーバをシャットダウンするためリモート接続を試みたが、うちのサーバは鍵認証方式のSSH接続しか認めておらず、公開鍵が読み込めなくなっていたためログインすらできず、膨大な量のアラートメールを指をくわえて眺めているしかなかった。結果的には、アレイコントローラの一時的な動作不良だったらしく、帰宅後に再起動したら復旧したので大事には至らなかった。
……今日の前置きは猫好きなシステム管理者向けの話。今日の夜勤はとても忙しいので、猫写真は18日の朝に撮った分をどうぞ。あと、タイトルがフランス語なのは、フランスからのアクセスがあったから。
この日の散歩は西立川から茶猫タウンまで。曇っていて暗かったので、あまり期待せずに歩いていたら、久しぶりに満身創痍の茶トラを見かけた。前回会ったのが去年の8月末で、それ以来何度通っても見なかったので、いなくなっちゃったと思ってた。元気そうで良かった。
人懐っこい茶トラを一撫でして振り返ると、まだこちらを見ていた。
茶トラの視線の先にいたのは、相方の巨大黒猫だった。
こいつも相変わらずの人懐っこさ。飼い主のおばさんによれば、こいつはオスだそうだが、何度探してもキンタマが見つからないので、タイトルは女性名詞にしてある。
市境を越えて立川市に入り、茶猫タウンに差しかかると、路地の向こうに1匹の茶トラが座っていた。
近寄ってみると、その横に三毛がいた。この顔は近寄れそうにないな。
塀の向こうは猫の集会場だったりする。分かっていたので、余裕かましていたんだけれども。
茶猫タウンの外れの踏切を渡ると、向こうから歩いてくる猫を見かけた。この場所で猫に会うのも久しぶりだなー。
一旦停止して様子見中。右耳にわずかな切り欠きがあるので、3年前にも同じ場所で見かけた子だと思う(こちら)。毛色はクリームタビーポイント白ということで、茶色が希釈遺伝子ddで薄まってクリームになり、cscs遺伝子でカラーポイント化したもの。
立川駅へ向かう前に近くの猫民家に寄り道。いつものメンバーが所在なげにしていた。
「ここにいれば決まった時間にご飯が出てくるし、僕ら基本的に暇なんだよ」
この辺りにもそれなりに猫がいるらしいことが分かってきたけど、何の色気もない新興住宅街(しかも坂だらけ)を散歩する気には、なかなかなれない。以前見た京王線の車内広告に、この辺のことを「里山」と書いてあったけど、それ絶対違うと思う。