お休みだった今日は6時半すぎに目が覚めたものの、布団に入ったままうだうだしていて起きたのは8時近かった。猫散歩には行くつもりでいたが場所が決められなくてさらにうだうだ。しばらく考えて奥多摩・御岳か南武線猫行脚に絞り込んだが、平らな街を歩きたかったため、最終的には南武線ということで落ち着いた。通勤でだらだら坂を上り下りするようになってからというもの、坂のある街は避ける傾向にある。
家を出るのが遅くなったため夜勤明けの昨日と同じ電車に乗ることになり、八丁畷に着いたのは11:16。晴れていたらこんなに余裕かましていられないが、曇っていて過ごしやすかったし、川崎の中心部なら時間帯を問わず猫はわんさかいるので、いつになく鷹揚に散歩を開始した。
そして3分後、最初の猫に遭遇。
即答かました猫は建物の敷地に入ってしまった。植え込みが邪魔して微妙に写真が撮りにくい、ちょうどいい場所に落ち着いてくれたな……。
できれば公式写真風に撮りたかったけど、コンクリートの上に寝転がってしまった。どうしてそういう風に撮りたかったのかというと、毛色をきちんと観察したかったから。サバ渦白(ブルークラシックタビー白)のように見えるけど、右耳の色斑が濃くなっているあたり、まだらのようにも見える。模様がはっきりしなくて現場では判定できなかった(タグはサバ渦白にしとく)。
市境を越えて久しぶりに横浜市へ突入。といっても猫に市域は関係なく、ご飯さえ出てくればどこにでもいる。次の猫は庇の上で毛繕い中。
仕事前後の散歩と違って時間や体力の制約を受けないため、いつもよりかなりゆっくり歩いているが、思ったほどは見つからない。規定数の3匹に達したのは出発から1時間後のことだった。ていうかここに4匹まとめているんだけど。
この2匹はものすごく臆病で、カメラを構えるなり砂利を蹴散らしてドリフト逃走。気配を殺して5分ほど待ってようやく出てきた。ちなみにさっき4匹と書いたけど、残りの1匹はブロック塀の向こう側の室外機の上。どうせ逃げられるので端から諦めた。
アパートの2階から下りてきたOL風の女の人が屋根に向かって手を振っていたので、何かと思って見たら猫だった。
利発そうな顔立ちのキジトラ。利発そうなだけあって不用意に懐いたりはしないのだった。
南武支線の散歩は今日の八丁畷~尻手でおしまい。次回からは登戸に戻って再び立川へ向かうことになる。残りの区間は通勤の時にも寄れるので、今までよりハイペースで消化できると思う(たぶん)。