今日はおおむね晴れていて、湿気もなくて爽やかな天気だったので、夜勤明けの仕事帰りに南武線の猫行脚を一コマ進めてきた。考えてみたら前回は1ヶ月以上前なんだな。登戸までたどり着いたあと、先に南武支線を片付けるべく改めて浜川崎からスタートしたんだが、そもそも遠い上に尻手から先の運転本数が少なくてとてもやりづらい。今日は会社から現地に向かったので家から出るよりマシだったけど、それでも唐木田から登戸・尻手経由で川崎新町に着くまで70分もかかったからなあ。真夏のクソ暑い時期に行く気にはどうしてもなれなかった。
いい季節になってきたせいか猫の方も好調で、疲れた体に鞭打って行ってきた甲斐があった。川崎新町駅を出て10分足らずで惰眠を貪る猫発見。
晴れてはいたものの雲が多く、日差しが出たり引っ込んだりしている中、さらに歩くと次の猫を発見。
よぼよぼかなと思って不用意に近寄ったら、俊敏な動作で逃亡。本来の寿命以上に生かされている感のある人間の年寄りとはひと味違った。
塀の上から三毛がこちらを眺めていた。木の枝に紛れて分かりにくいかな。
雲の合間から日差しが降ってきた。気持ち良さそうにしているね。
「お母さんに教わった通りに気を引いたから、次は美味しいものが出てくるのよね。わくわく」
あいにくそのようなものは持ち歩いていないため、恐縮しつつ三毛と別れて散歩続行。古びた木賃アパートに猫がいた。
キジ白の兄妹かな。ほかにも1匹いたけど一人遊びに夢中で、カメラを構える間もなくすっ飛んでどこかへ行ってしまった。
賑やかな場所で暮らしているせいか、人や車が通っても平気そう。
精悍な顔立ちの茶トラ。活動中らしく、このあとも何度か見かけた。
茶トラの路地から出るとさらに1匹。お休みのところ済みませんね。
「いいんだよ、モデルは慣れているからね。霜降りの毛並みをきれいに頼むよ」
2時間に渡る散歩を終えてゴール地点の八丁畷までやって来た。日中帯は1時間に1~2本しかない電車に合わせて駅の近くをぶらぶらしていると、細い路地に2匹の猫が出ていた。
奥の猫は灰色のようだけど少し赤味がある。ちょうど出てきた店主に「あんまり見ない毛色だね」と話しかけたら、「店の正面にも同じのがいるよ」と促されて、行ってみたら確かにいた。
3匹とも名前を教えてもらったけど、その場でぜんぶ忘れてしまった。