今日の散歩は雨を縫って。
家を出た時は一旦止んでいたが、スタート地点の日野に着いたらまた降り出していた。以前も同じ場所で同じパターンに遭遇したことがあって、その時は駅のキヨスクで傘を買ったが、今日はほどなく止みそうな気配だったのでそのまま散歩を開始した。
濡れるに任せて歩いているのは人間ばかりではない。とある住宅街の広い駐車場に差しかかると、出先から戻ってきたらしき薄灰色の猫に行き会った。一見サバトラかサバ渦のようだけど、お尻の辺りと左目の上にわずかにクリーム色が入っているね。
こちらを一瞥したあと、薄色の二毛は道路を渡って民家の敷地に入って行った。恐らく出て来るであろう場所で待ち伏せ。
遠くにいた時から警戒していた三毛。逃げる寸前のところ、精一杯の笑顔で何とか思い留まってもらった(ホントか)。
これはとても分かりにくいかも。キジトラの毛色と畑の土の色がブレンドしてしまった。
猫はこちら。にゃあと一声鳴いたあと、フェンスをくぐって消えて行った。
しばらくお互いに出方を窺っていたが、先に踵を返したのは黒だった。近寄っても美味しいことはないと悟ったのか、振り向きもせずに去って行った。