今日の散歩は残り2回となった南武線猫行脚。仕事がお休みで、なおかつ天気の良い朝を待っていたら、前回から2週間以上経ってしまった。一昨日でも良かったんだが、そうすると江ノ電が今日に回ることになり、激混みの日曜日にあんなところへ行くのは御免なので、あちらを先に片付けたのだった。
川崎から南武線に乗ると行程の半分以上は川崎市内を走り、稲田堤を過ぎてようやく東京都に入る。多摩川を渡れば府中市、甲州街道をくぐれば国立市で、そこから立川市に入るまで約2.7kmの区間は見渡す限り谷保の集落となる。大字だから広いのは当たり前だが、どこまで行っても谷保なので、番地を頼りにどこかを訪ねるにはかなり苦労する。東京とは思えないのどかさの残る土地であり、今までたくさんの猫たちに会ってきた土地でもある。
ありがたいことに今日の散歩でも多くの猫に会うことができた。立川勤務時代には頻繁に訪れた場所なので馴染みのもいるし、初めての場所で初めての猫にも遭遇した。その結果、一日では載せ切れない量になったので、2回に分けて連載することにする。
8時すぎに矢川駅を出発して1分後、広大な谷保に囲まれた小さな飛び地の一角で最初の猫を発見。
しかし、車の陰に隠れてしまった。ブアイソーズ公園へ行く時に通る道だけど、ここで見るのは初めてだな。
刺激しないように足音を忍ばせて近寄ったつもりでも、動物の耳はごまかせない。水辺のメンバーはカラスを含めて四散してしまった。いちばん手前にいた茶トラ白は向かいの畑に退避。
こいつには年に1~2回ぐらいの頻度でここで会う。前回は去年の夏だったかなあ。
こんなところまで逃げられるようなアプローチしてないはずなんですけど……。
何とか逃げ切らずに留まってくれた。手前の茶トラ白は今年9月にいんげん豆のトンネルで会った子だね。
矢川スタートのコースとなればブアイソーズの面々に会わないわけには行かない。偵察に出ていた黒は近寄るなり広場へ退却。
お尻を向けて日差しを浴びているのはボス的キジ白。久しぶりに来たけど、みんな元気そうで良かったよ。
ブアイソーズのメンツはほかにも何匹かいたが、今日は南武線がテーマなので、公園を一回りするだけに留めて次の路地へ移動。屋根の上で日に当たっているのがいた。
その並びの家にはシールポイント。もしかしたら2011年8月、初めてブアイソーズ公園を訪ねた時に会った子かも(こちら)。しばらく見ないと思ったら定住場所を見つけていたのかな。
今朝は雲が多く、日が差したり翳ったりで光線状態がくるくる変わる。シールポイントを引いて撮ろうとしているうちに薄雲がかかってしまった。
真正面からこんにちは。
次回はこの子に紹介された数匹の猫たちから掲載予定。