雪の神猫1号


昭島市の猫

 雪との予報は出ていたが、こんなに降るとは思っていなかった。
 夜勤が終わりに近づいて明るくなるにつれて、窓の外が真っ白になっていることが分かり、しかも降雪量は徐々に増えてきているようだった。電車が止まる前に帰るため、仕事をさっくり片付けて、日勤者へ引き継ぎを行い、職場をあとにしたのは9時半すぎ。白銀の世界と化した屋外は積もった雪が音を吸収して、時折水のしたたる音が聞こえるぐらいで、とても静かだった。
 気温は0℃程度で、普通の革靴を履いていること以外、散歩に支障はなさそうだった。軽めに某巨大神社から自宅まで歩くことにして、モノレールで立川北まで出た。
 バスに乗って神社前に着いたのは11時半前。周辺を一回りして、キバちゃんほか馴染みの猫が不在なことを確かめたあと、最後に神社に行ってみると、酒樽の上で神猫1号が寝ていた。
昭島市の猫

「ん?」
昭島市の猫

 こんにちはー。こんな日までカメラ持って歩き回る物好きが来ましたよー。
昭島市の猫

昭島市の猫

 いつも誰かを待っている神猫1号。雪を避けるため手水舎に避難したら、あとをついてきた。
昭島市の猫

 びちゃびちゃ。
昭島市の猫

 さくさく。
昭島市の猫

昭島市の猫

 起こしちゃって悪いね。でも元気なところを見られて良かった。ついでに動画も撮らせておくれよ。
昭島市の猫

 時間が経つとともに、雪は霙混じりになってきた。俺もカメラももうずぶ濡れ。これは家まで歩いて帰るのは厳しいかも分からんな。ていうかこれ以上続けてたらカメラぶっ壊れるな。
昭島市の猫

昭島市の猫

 ……そういうわけなので、俺はバスで帰ることにするよ。また来るからさ。
昭島市の猫

関連記事一覧

  1. 八王子市の猫
  2. 八王子市の猫
  3. 国立市の猫
  4. 奥多摩町の猫
  5. 昭島市の猫

お知らせ

ブログ内のコンテンツは、クリエイティブ・コモンズ国際ライセンスの下に提供されています。非営利・著作者明示・不改変の条件に従う限り、自由にご利用いただけます。リンク先に表示される寄付の要求は、本ブログとは関係ありません。本著作係採用創用CC國際授權條款授權。鏈接上顯示的捐贈請求與此博客無關。This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License. The donation requests that appear in the links are not related to this blog.
Creative Commons License

ブログ内検索

タグクラウド

最近の記事

  1. 金沙鎮の猫
  2. 八王子市の猫
  3. 福生市の猫
  4. 府中市の猫
  5. 所沢市の猫
  6. 川崎市の猫
  7. 会津若松市の猫
  8. 日野市の猫

アーカイブ

日月出没

PAGE TOP