茶白捕物帳


横浜市の猫

 横浜の南端に住む友達に会うため、朝早くから出かけて、18時半ごろ帰ってきた。朝のうちは天気も上々で、約束の時間まで2時間半ほどの散歩で、どれだけの猫に会えることかと期待していたが、思っていたほどではなかった。お昼前から急に天気が崩れて雨が降り、予定していたコース(金沢文庫~金沢八景)を途中で打ち切ったのもあるし、そもそも低気圧の接近で朝から風が強く、猫散歩には不利だったのかも知れない。
 とはいえ歩く以上は見つけるのが俺の使命だ。3回目となるこのコースでいつも立ち寄る某巨大寺院に行ってみると、巡回中と思しき茶トラ白に行き会った。
横浜市の猫

 先回りして待っていたら、回廊の下を通り抜けて出てきた。
横浜市の猫

 唐突に、ごろーん。巡回というのは色々忙しいものだな。
横浜市の猫

 不審なものでも見つけたかな。
横浜市の猫

 あらま、トカゲじゃん。気の毒に、あれじゃ飽きるまで嬲られるなあ。
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横浜市の猫

 戦利品をくわえて凱旋中。
横浜市の猫

「おっとっと」
横浜市の猫

「あれれ?」
横浜市の猫

「逃げちゃった」
横浜市の猫

 オモチャ代わりに嬲られてポイされたのでは、トカゲもたまったものではない。必死に抵抗して、無事に逃げおおせたようだったので、俺も散歩を再開した(動画もあり)。次の猫は民家の玄関先で発見。
横浜市の猫

横浜市の猫

 最初は敷地の奥の方にいたけど、立ち去るふりをするたびに近づいてくる。傾いた右耳が可愛いね。
横浜市の猫

 民家のキジ白と別れて間もなく、ついに雨が降ってきた。またカメラを濡らすことになってしまって、だだ下がりのモチベーションのまま歩き続けていると、行く手に黒いのを見つけた。
横浜市の猫

 追いついてみると、広い駐車場の隅っこで、ちょこんとしていた。
横浜市の猫

「君は見ない顔だね。美味しいものを持ってきたのかい?」
横浜市の猫

 あいにく気に入ってもらえそうなものは持っていないので、お詫びに背中をひと撫で。毛色はまだらのようだね。
横浜市の猫

 猫は濡れるのが嫌いとか言うけれど、いちばん嫌がるのは人間だ。ズームレンズの鏡胴についた水滴を気にしていたら、細い路地に迷い込んでしまった。
横浜市の猫

 逃げた茶トラのあとを追っていたら、見覚えのある道に戻れた。ありがとー。
横浜市の猫

 蝶タイがお洒落だね。近所の飼い猫かな。
横浜市の猫

 雨が強くなる一方なので、散歩はここで打ち切ることにした。海沿いの通りで本日最後の猫発見。
横浜市の猫

横浜市の猫

 このあとシーサイドラインで金沢八景に出て、そこからさらにバスに乗って、待ち合わせ場所の大船に向かった。天気が悪かったのは低気圧の通過中だけだったらしく、夕方には快晴に戻っていたのが、ちょっと悔しいかも。
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