昨日大船で会った友達と音楽の話をしたせいか、机に向かってうたた寝しながら、トロンボーンで絶妙なハーモニーを響かせる夢を見ていた。あの曲は何だったかなあと考えてみたが、どうしても思い出せない。そもそも演奏したことのある曲なのかも、本当にそんなにハモっていたのかも、目覚めてみると定かではない。音楽なんざ消えものだと思ってやっていたけど、本当に消えてしまうと淋しいものだな。
昨日歩いた金沢八景あたりは好きな街の一つだが、家からとてつもなく時間がかかるのが辛いところで、疲れが残ってしまって、今朝は早起きできなかった。7時すぎには何とか起きられたので、先日頼んであったスラックスの裾上げを引き取りに行くついでに、自宅から福生の西友まで、猫を探しながら歩いてみた。
家を出て間もなく、アパートの敷地で日に当たるキジ白3号を見かけた。
ご近所さんなので顔ぐらいは覚えているらしく、逃げもせずにこちらを眺めていた。また遊びに来なよ。
駅の北側に回って、貨物線の線路端などを歩いてみたが、天気の割に1匹も見かけず、そのまま国道を渡って歩いていると、とある団地の駐車場にキジ白がいた。
これはちょっと分からないかな。植え込みの陰にサビがいるんだけど、コントラストの高い日陰なので、どう頑張ってもこうしか仕上げられなかった。
ちょうど通勤時間帯に当たってしまったため、いつも通る街道は交通量が多くて落ち着かないが、試しに一本裏に入ってみると、そこは平和そのもの。2匹の猫がごろごろしていた。
手前の子は人懐っこくて、カメラも平気みたい。一方、うしろの子は密かにフェイドアウトを図っている。
もう1匹は敷地の奥で見てるだけ。毛色はどちらもレッドクラシックタビー白だった。
渦巻きの2匹と別れてほどなく、今度は日陰にサバ白が佇んでいた。やっぱり裏通りの方が見つけやすいな。
途中、福キジ1号の公園にも立ち寄ったが、顔見知りの爺さん(人間)がぽつねんとしているのみ。次の猫は歓楽街の入口で遭遇した。
鼻の頭の白斑が特徴的なキジ白。こいつと知り合ったのは意外に古くて、初めて会ったのは2012年7月。この辺りの猫の中ではフレンドリーな方だ。
さっきのキジ白に比べると、こちらはとても素っ気ない。近寄ってカメラを向けたらイカ耳になって、このあと建物の裏に消えて行った。