異動直前の土壇場になって、日勤×2、夜勤、日勤×2の連続という、かなり辛い勤務シフトになっていて、間に飲み会も挟まったので、疲れが溜まって動くのが辛い。酒というのは、いっとき心を軽くしてくれたりもするが、体は確実に重くなる(体重が増えるという意味ではなく)。
そんなわけで、夜勤明けの今日の散歩は、市内の旧街道から自宅まで、5kmほど歩くだけに留めておいた。もっと楽に猫に会える場所はあるが、昨日の散歩で藤の花がだいぶ咲いていることが分かったので、某巨大神社の藤棚がどうなっているのか見たかったのと、その近くに住むキバちゃんに会いたかった。
立川から乗ったバスを降りて、歩き始めたのは正午前。気温は20℃程度とそんなに高くなかったものの、蒸し暑くて、たぶんそんなに見つけられないだろうと思っていたら、5分もせずに1匹の猫が道路を横切っていった。
この辺でごくたまに行き会う黒白だった。もともとやさぐれた猫だったが、今日は特に調子が悪そうだった(2012年5月の様子)。
キバちゃんちに行ってみたが、お昼寝タイムだったせいか、隣接する林でヨレたキジトラが寛いでいるのみ。ほかに猫の姿はなかった。何となく、キバちゃんにはもう会えないような気がしている。
雨の日に時々立ち寄る猫民家。いつもの納屋に姿がなかったため、裏を覗いてみると、2匹揃って毛繕いをしていた。
あっさり目の茶トラと違って、長毛の毛繕いはなかなか終わらない。この子だけ日陰にいるのも、やっぱり暑いからなのかな。
何となくこの顔に見覚えがあって、帰ってから調べたら、一昨年の夏に一度だけ会っていた。前より少しふっくらしたように見える。
あと、昨日の記事で茶猫の遺伝に触れたが、例外があるので追記しておく。猫は交尾のたびに排卵するため、同時に複数のオスの子を妊娠することがある(同期複妊娠という)。割と頻繁にあることらしく、そうした場合は遺伝的に矛盾した毛色の子が産まれたように見えるわけだが、そこまで考えたらきりがないので、同期複妊娠は想定していない。人間の場合は過妊娠と呼ばれるが、こちらは家庭裁判所で扱う問題なので、ここでは触れない。