昨日に続いて今日も朝から車を転がして稲田堤の方まで行ってきた。引っ越す前から中古のダイニングテーブルを探していたんだが、なかなかこれといったものがなく、何気なく見たタウン情報の「上げます・下さい」コーナーにちょうどいいのが出ていたので、もらい受けに行ってきたのだった。テーブルはともかく、椅子は座面や背もたれを猫の爪研ぎにされるのが目に見えているから、モノが痛んでも財布や心が痛まない程度のものしか使えない。
現地までは奥多摩街道~甲州街道~府中街道を経由した。おおむね南武線に沿うコースで、見覚えのある路地や建物があちこちにあって、そのたびに「ここの猫たち元気かなー」などと思い出しながらのドライブだった。それにしても、よくもまあ色んな場所を歩いたものだと自分でも思う。
今日の記事では、昨日載せられなかった猫たちと、レンタカーを返却した帰りに見つけた今日の3匹を紹介する。
まずは昨日の夜勤明けの続きから。3区間に分けて散歩した2区間目のコースは新小平~小川。猫民家のモノクロームな猫たちに会ったあと、小川駅に向けてさらに歩いていると、道路の真ん中で睨み合っているのがいた。
茶トラ白の睨み合い。左の小白斑は、右のでかい鳴き声に押され気味。腰が引けちゃってる。
散歩の3区間目は西武立川から。時刻は11時近くになっていて、約1ヶ月半ぶりに訪れた団地に猫影は薄かった。これは空振りかなと思いつつ、日なたのバルコニー側を注視しながら歩いていると、地面でちんまりしているのを見つけた。
「あら、息子のお友達がまた来たわね」
「あの子はお出かけしているのよ。せっかく来たんだから、ゆっくりしてらして」
以上の展開は実話を元に構成された再現VTR。妻:黒白、夫:黒白、息子:黒白の出演陣でお送りした。次の猫は団地内を巡回中の三毛。
ここからは今日の猫。レンタカー屋に車を返したあと、1時間ほどかけて中神駅まで歩いてみたが、北風が強かったせいか、道中見かけたのは5匹に留まった(うち2匹逃亡)。
砂利の駐車場で寛ぐ猫発見。
冬毛のせいか、背中が山のように高くなっている。毛色はいわゆるブラウンティックドタビー(キジ霜降り)だと思う。胴体だけ見ても分かりにくいが、眉間のM字ラインが濃くなっているので、たぶん霜降り。
誰かと思ったら、気弱な許婚君だった。このあと2匹連れ立って路地の奥へと逃げていった。