とあるツイートでJR西日本の株主優待割引を利用した切符の画像が流れてきて、どんな内容の優待なのだろうと思って調べたところ、JR東日本に比べると割引率や割引対象が手厚いことが分かった。JR東日本が割引対象としているのは運賃部分が片道乗車券のみで、料金部分は特急券(急行券)、グリーン券、座席指定券。割引率は一律4割で、料金部分は一列車のみ有効というのが何ともしょっぱい。一方のJR西日本はというと、割引対象は基本的にJR東日本と同じだが割引率は5割。料金部分については、片道乗車券の区間内であれば、複数の列車に適用されるというからお得感が強い。これはいくつかの特急列車や新幹線を乗り継いで旅行する時や、行きと帰りの経路が異なるような場合(1枚の片道乗車券で完結する場合)、特に恩恵を感じられる点だと思う。
で、こういう内容の優待ならば、俺の猫旅のように、列車を乗り継いでは途中下車して猫を探し、さらにまた先へ進むというような旅行に適しているのではないかと考えた。例えば現在構想中の近畿・中四国猫旅は、出雲市を起点として益田、津和野、山口、岡山と回り、途中で四国の高松あたりに寄り道したあと再び岡山へ戻り、京都、舞鶴、天橋立、敦賀、金沢と進む。四国や天橋立周辺は鉄道会社が異なるので別払いになるが、出発地の出雲市〜終着地の金沢(実際には帰京ルートのJR西日本末端駅である上越妙高)は1枚の片道乗車券で発行できるので、運賃はもちろん、この間に利用する新幹線や特急がすべて半額になるわけである。素晴らしい。
しかし注意しなければならないのは、帰京時に金沢から乗る北陸新幹線だ。途中の上越妙高〜東京についてはJR東日本区間なので、運賃・料金ともに差額精算ではなく別払いになってしまう。そもそも株主でもない俺が株主優待券を手に入れるには、金券ショップなどで買わなければならず、それらの費用を勘案してどれだけお得になるものか、今日の休暇は複雑な運賃計算に費やして、あっという間に終わってしまったのであった。
猫の方は昨日の可愛い子たちの続きを。散歩開始から1時間10分あまりが経過して時刻は7時半。里山の猫拠点にたどり着いてみると、ミーティング会場に2匹の猫が集まっていた。
猫たちは直ちに散会し、玄関前に戻ってしまった。なおこの写真は3匹写っている点に注意(マウスカーソルオンで表示)。
薄色三毛がいるのなら、いつも一緒のオッドアイもどこかにいるはずと思ったが、残念ながらこの日は現れなかった。
2匹を見かけるのは半年ぶり。以前はこの場所でくっついていることが多かったが、今はほかにねぐらができたのかも知れない。
ここは池のほとりの妻が暮らす灌木の植え込み。そろそろ出産したころだろうと思って覗いてみると、案の定、可愛いのがいたでござる。
裏に回ってみると、妻が出先から戻ったところだった。君、いつの間にか出産してたんだねえ。
おっぱいはそんなに目立たない。子猫は三毛が少なくとも2匹(たぶん3匹)いたので、毛色の遺伝的に父親は茶トラか茶トラ白に限られる。黒白ボスとも交尾していたらしいので、同期複妊娠していた可能性もあるが、ほかに子猫は見当たらなかった。
前回この子に会ったのは4月7日。あまり体形が変わっていないようだし、子猫たちも生後1ヶ月半ぐらいに見えるし、あの時すでに出産していたのかも知れないなあ。
この日は欲張ってあちこち寄り道したため、六花谷にたどり着いたのは8:25とかなり遅く、この時点で多摩センターから職場へ向かうバスに乗ることは絶望的。とはいえ気配を察したゴンが現れたので、素通りするわけにはいかない。
対峙していたのは近所の茶トラ。すでにしょっぱい顔になっている。
折り合いが悪いとはいえ、唸りながら睨み合うだけなので、飽きっぽい猫はすぐにこうなる。時間切れとなった俺は2匹の頭を平等に撫でて、駆け足で職場へと急いだのだった。