一日だけのお休みだった今日は、朝早くには起きられず、布団から這い出たのは11時近くになってからだった。この時間になってから起きると、まともに日差しを浴びられるのは数時間しかないから、一日があっという間に終わってしまう。元妻を伴って近所の散歩に出かけたのは13時すぎだったが、2時間経って家に帰った時には、西日が雲に隠れて、早くも薄暗くなっていた。
外へ出てみると、近所の猫たちも、それぞれのやり方で日差しを楽しんでいた。下の写真には2匹写っている。
呼んだらしかめっ面でこちらを向いた。日なたぼっこの猫は、太陽の方向を向いていることが多いが、それには少し眩しすぎるらしい。
冒頭の写真に写っていたもう1匹は、くたびれた感じのキジトラ。実はこの猫、昨日の記事で、最初に載せた子だったりする。載せるのが遅くなったので2日連続の登場になったが、会うのは11日ぶり。
本来の拠点は一つ隣の路地だが、そのぐらいの距離なら余裕で縄張りの範囲内。
この辺りは夜勤の出勤前にも時々通るが、それよりだいぶゆっくり歩いているせいか、猫がたくさん目に入ってきて、なかなか先に進めない。屋根の上からこちらを眺めるクリーム発見。
空き地は立ち入り禁止なので、身を乗り出してもこれが精一杯。有刺鉄線に刺されながらの撮影。
やはりバレていたな。ケモノというのはそう簡単には熟睡しないのだ。
最初の予定では立川駅まで歩くつもりだったが、元妻の身体に障るといけないので、茶猫タウンまで歩いて、そこからバスで帰ることにした。いつもの猫路地には鉢割れ模様が見えている。
茶猫タウンを南北に隔てる踏切に差しかかると、線路端に2匹の猫がいた。
奥のクリームポイントは以前からの顔馴染み。手前の茶トラ白はまだ若い。
こちらに気づくなり出てきて鳴き止まなくなった黒。ダミ声で、ちょうど英語のLにそっくりな発音なのが個性的だった。
「それじゃあ僕に続いてくださいね。舌を歯の裏に当ててー、はい[él]!」