昨日は用もなく西立川まで出かけたわけではく、床屋に髪を切りに行きたかったので、そのついでに散歩も済まそうという魂胆であった。しかし散歩を終えて電話したら2時間待ちと言われたため、次の機会にしたのだった。もっと早くに予約しておけば良かったという話もあるが、時間に縛られて猫を探すのはイヤなんである。
それから一夜明けた今日は冷たい雨。今朝の出勤前は散歩をお休みしたので、昨日会った猫たちの残りを紹介する。
落ち葉に埋もれた公園や団地はかつての散歩道で、それぞれの場所で茶トラとサビに会ったところで昨日の紙幅は尽きた。そこから河岸断崖に背を向けてさらに進み、引っ越したばかりの旧居近くに差しかかると、シートの敷かれた空き地で小柄なキジ白が休んでいた。あれは以前から度々見かけていた子猫の1匹。あんまり大きくなっていないなと思ったが、よく考えたら、引っ越してから1ヶ月半しか経っていないのだった(2ヶ月前の様子)。
やあ、ずいぶん久しぶりだねー。裏庭の松の木が切られちゃったから、屋根にはもう登らないと思っていたよ。
美人さんの妹だった。縄張り争いはあとにして、遊んでおくれよー。
……とはいえ、やはり縄張りが気になるらしい。一通りごろごろしたあと、道路を渡って行ってしまった。
某巨大公園は紅葉の盛りを迎え、平日にもかかわらず混雑している。いつ撫でられてもいいように、係長は万全の態勢で臨んでいる。
今はまだいいけど、こいつは寒がりだから、冬が不憫なんだよなあ。
引っ越し前に挨拶しそびれていたスーダラ1号がどこからか駆けてきた。
胸に飛び込んでくると思って待ち構えていたら、虚空を見つめたまま固まっている。
長い長い放尿であった。どのくらい長かったか調べたら、連写した写真のタイムスタンプから、50秒程度だったことが分かった。しかも弱まったり途切れることもなく、最後まで一定の勢いであった。よっぽど我慢していたのか、話しかけてもまったく相手にされず、用が済んだらさっさと行ってしまった。この時期は2匹とも忙しそうだな。
そんなこんなで盛況だった散歩を終え、散髪を延期して帰ってきたのは11時すぎ。茶ファミリーの拠点を通りかかると、庇の上でお昼寝しているのがいた。