髪が伸びて鬱陶しく感じていたものの、毎日暑くて床屋に行くのが超絶億劫で、ずるずると先延ばししているうちに勤め人として不適切な長さになってきたので、二連休初日の今日になってようやく重い腰を上げた。いつも行っている平山の床屋に予約の電話をしたところ、最初は定休日で留守電、2回目は夏休みで留守電。昨日3回目の電話をかけたら都合により今週中は臨時休業とのことで、ちょっとそれまでは待てないので聖蹟桜ヶ丘駅近くの床屋で切ってもらってきた。存在自体は数年前から知っている店で、いつか店主に会いに行きたいと思っていたのでちょうど良かった。
いつもの床屋なら4,000円かかるところ2,300円で切る店なので、一つ一つのメニューにかける時間が短く、猫も不在のようで初っ端からやや不安を覚える。せわしない剃刀の動きに合わせて脳内で鳴り響いていたハンガリー舞曲第5番が終わったところでお会計となり、千切りになったキャベツのような気分で鏡を見たら予想以上にいい出来だった。いつもは60〜70分ほどかかるところ40分で終わったので、帰る前に猫を探すことにしてそそくさと駅に向かった。せっかちな人に接するとこっちまでせっかちになるのは不思議な現象だ。
猫の方はそこから遡ること1時間。自宅を出てすぐに見つけた武蔵が今日の1匹目。
37℃や38℃が続いていたころはこんな場所にもいなかったが、多少涼しくなってきたので頻繁に見かけるようになった。といっても34.0℃まで上がっているので活発ではない。
床屋のあとは平山城址公園駅近くでシェアサイクルを借りた。以前は妻の用事に付き合って定期的に散歩するコースだったが、今は早朝から出かける必要がなくなり、いつも暑い日中に赴くので猫探しどころではなかった。今日も暑いことは暑いが、武蔵がいるのだからほかの猫もそれなりに出ているに違いない。
去年10月以来のシルバー三毛。今年は10月になったらちゃんと涼しくなるのかな。
日差しが強烈だったせいか思いのほか猫は見つからず、9km以上走って猫ヶ丘まで来てしまった。あれも臆病だからすぐ逃げるんだよなあ。
子猫なのか小柄なのかよく分からない風貌。この直後、濡れ縁の下に潜って出てこなくなった。
逃げ切らずにこちらの素性を見極めようとする茶トラ。フェンス越しなので舌を鳴らすぐらいしかアピールできない……。
最後の茶トラ白は顔見知り。毎度のことながら猫ヶ丘は本当に茶系が多いなあ。
明日の休暇は猫サーバのメンテナンスに充てるかも知れない。インストールしたソフトウェアにベンダのサポートが必要になり、明日中に回答が来れば作業に着手するけど、来なければ庭の草刈りでもしようかな。