今日は晴れるらしいと聞いていたので、一日だけのお休みではあったが、頑張って早起きして秋色の街を歩いてきた。気温がちょうど良かったせいか、久しぶりに訪れた立川~西立川の沿道にはたくさんの猫が出ていて、一度には載せ切れないくらいになったので、今日と明日の二回に分けて紹介する。明日は雨だそうだからちょうど良かった。
朝の目覚めは良かったが、あんまり張り切って早く出発しても、日が差さなければ猫は出てこないし、歩く俺も寒くて辛い。8時ぐらいに散歩を開始できるよう、逆算して家を出たのは7時すぎ。今朝は初っ端から嬉しい子に会えた。
半年ぶりの人妻三毛ちゃん!
自宅の隣で立体駐車場の新築工事が始まってからというもの、姿を見なくなっていたが、工事が終わったので戻ってきたようだ。無事で良かったよー。
三毛ちゃんのあとは、かつて何度も歩いた道。茶猫タウンを南北に分ける踏切で電車の通過を待っていると、傍らに猫型の物体があることに気づいた。
朝ラッシュ時なので電車が頻繁に行き交うが、この辺の猫はみんな慣れたもの。それより俺の存在の方が気になるようだった。
手前の丸顔は、前からこんなに丸かったっけと思って、過去の写真を調べたら、真夏でもあんまり変わらなかった。
さくさくと落ち葉を踏んで近寄ると細目を開けた。歩くテンポによって、警戒されずに済むのかな。
サビ模様が溶け込むような秋景色を見られて良かった。猫の毛色は様々だが、どれもみんな理由があってこうなったはずだ。黒白など、どうやっても溶け込まないような毛色も存在するが、食糧の調達を人間に依存する家畜ゆえ、たやすく見つけてもらう道を選んだ系統もあるのだろう。白斑が「家畜の表現型」と呼ばれているのは、突然変異で発生した白斑の個体が、何千年もの間、有利な扱いを受けてきた結果だと思う。要するにイエネコは、景観に紛れることを選んだ系統と、景観から浮き出ることを選んだ系統の、二つに分かれたのではないだろうか。そして未だ結論が出ていないように思う。
油断していると能書きが始まるのがおっさんの悪い癖。明日の記事ではさらに散歩を進めて、某巨大公園を目指す。