今夜の夜勤は長大報告書を纏めなければならないので、猫の方はさらっと軽めに紹介しとく。歩いたコースは分倍河原から谷保までで、道中見かけたのは4匹。そのほか稲田堤で乗り換える時にも、瓢簞横丁でいつものキジトラに会った。最高気温は25.8℃とさほどでもなかったが、晴れ渡って日差しが強く、猫探しには不利な気象条件だった。
分倍河原から西府まではからっきし。道中いくつかある古墳にも猫影はまったくなく、歩き始めてから40分経って、ようやく1匹目に遭遇した。いつもは欄干に乗っかっている猫マンションのキジトラが、今日は地面に下りていた。
フェンスの隙間からこんにちは。たぶん4回目ぐらいだけど覚える気なさそうだね。
「お前が長く猫を覗くならば、猫もまた等しくお前を見返すのだ」
スクーター二毛がいるなら相方もいるはずと思って心当たりの路地を覗くと、ちょうど巡回から戻ってきたところだった。
俺には見えない経路を通って、ねぐらの裏庭に落ち着いた。手前にはお友達のキジ白もいた。
週が明けたら天気は崩れそうだ。そのまま梅雨に入るかも知れない。