ゆっくり1号は屋内で療養生活をしているそうだ。今朝の散歩でねぐらを訪ねたら、寝床の筵はもぬけの殻で、代わりに療養中と書かれた紙が貼ってあった。どんな状態なのか分からないが、1月末ごろからくしゃみが止まらずにいたことは知っている。外暮らしは体に堪えるだろうから、この機会にゆっくり休んでくれればいいと思う。彼女を知るのは俺だけではないし、会えずとも遠くで安否を気遣う人もいるから、貼り紙の主の心遣いは大変ありがたい。
今日は日勤のため家を出たのは6時少し前。行く手の道端にアビちゃんがいた。
毎度のことながら逃走モード。時間をかけてアプローチできればいいんだが、近所すぎてやりにくいんだよなあ。
立川駅から散歩を開始したのは6:50だったが、そんな時間から日差しが禍々しい感じで、無理をしたら死ぬのではないかと思うくらいだった。実際には真夏日なったわけでもなく、あまり体調が良くなかったからそう感じたのかも知れない。いくつかの猫拠点で空振りしたあと、ゆっくり駐車場で冒頭の貼り紙を見つけ、引き返そうとしたら黒がいた。
君はゆっくりちゃんの知り合いかい? もし会ったらお大事にって伝えておいてくれよ。
ほかのことに気を取られているのか、珍しく逃げられずに接近できた。
出産のため人前から姿を消していた三毛子が、2匹の子猫を連れて再び現れたのは、5年前の夏だった。1匹は里親にもらわれて行き、残ったこいつはマンションのマスコット的存在になって現在に至る。初めて会った時はこんなんだった。
潜んでいたのはクリームポイント。先週は薄色三毛だった。来週もまた来てみようか。
こいつはカメラが苦手で、これ以上の接近は無理。ただし甘えっ子なので、カメラさえ隠していれば、ごろーんとかすりすりとか色々やってくれる。