やや秋色の奥多摩猫集落(1)


奥多摩町の猫

 よく晴れた今日は、秋の恒例行事となった、奥多摩の猫集落を訪ねるハイキングに行ってきた。できればもう少し紅葉してからの方が良かったが、山の猫たちが元気にしているか気になって、我慢できなくなった。
 最寄り駅から奥多摩までは1時間余り。距離は30kmほどしかないから、競合相手のない青梅線がいかにちんたら走っているかが分かる。バスの時間まで足慣らしということで、氷川の街を歩き始めたのは7時半。朝日を浴びてコントラストの高い山並みのもと、最初の猫を発見した。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 近寄っても眼中にない感じ。視線の先を辿ってみると……、
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 道路の向かいに三毛がいた。
奥多摩町の猫

 この子はいつも見かける子。朝のうちはたいていこの場所で固まっている。
奥多摩町の猫

 でもカメラは苦手。近寄りすぎるとこうなる。
奥多摩町の猫

 そんな様子を眺めるのがさらに1匹。こいつに会うのは久しぶりだなー。
奥多摩町の猫

 動きがないので反対側に回ってみる。この辺りは意外にクラシックタビーの猫が多くて、こいつの毛色もブラウンクラシックタビー白。正面からだと白斑が多いので、3年前に初めて会った時の写真がいちばん分かりやすいかも。
奥多摩町の猫

 ご無沙汰だねー。2年ぶりだけど覚えてるかな?
奥多摩町の猫

「……」
奥多摩町の猫

 まあそうだよな……。でもこいつは人懐っこい子。猫集落の帰り道、もう一度通ったらまだいて、大きな声で鳴きながらごろごろしてくれた(動画はこちら)。
奥多摩町の猫

 そして半年ぶりの猫集落ゲートに到着。今日も見張りが出ているね。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 君は初めて見る子だね。今日は君たちの写真を撮りに来たんだよ。
奥多摩町の猫

「おうちの人はお出かけしているの。またあとで来てくれる?」
奥多摩町の猫

 先に上の縄張りに行ってみることにして、高巻きに回って杣道を下りていると、水場でキジ白に出くわした。
奥多摩町の猫

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 細い杣道なので避けようがなく、そのまま進んだら当然逃げた。
奥多摩町の猫

 ここは冬が近くなると、紅葉だけでなく、柿や大根が吊してあったり、時間によってはかまどの煙が上がっていたりして、なかなか趣のある場所なんだけど、そういうのを期待するにはやっぱり少し早かったなあ。
奥多摩町の猫

 人間の考えることって、時間が経ってもそう変わらないらしく、2年前も同じように訪れて、同じように逃げられたことを思い出した。あの時はキジトラだったけれども。
 今回もたくさんの猫に会ったので、今日はここまでにしておいて、残りはまた後日ということで。次回は上の縄張りの猫たちを紹介する予定。
奥多摩町の猫

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