長い雨が上がって快晴となった今朝は、猫がわんさか出てくるには最高の条件のはずだったが、蓋を開けてみれば、4.6km歩いてカメラに収まったのが3匹。1kmあたり1匹にも満たず、不調に分類すべき結果に終わった。春めいてきたとはいえ、雨上がりの早朝は空気が冷たく、散歩するには早すぎたのかも知れない。言うまでもないことだが、猫が日なたに出てくるとか、車の下で伸びるとかいう行動は、要するに体温維持のためにほかならない。今朝7時の時点では、日差しに当たるよりも、寝床で丸くなっていた方が有利と判断したのだろう。もっと日が高くなれば出てくるはずだが、あいにく俺はそのころすでに仕事が始まっている。
最初の猫は峠道の民家で見かけた茶トラ。
今朝の散歩コースは八王子から片倉まで。こいつはこの家に2匹いる茶トラの片割れ。
試しに順光位置から撮ってみたが、やっぱりダメだな。眼窩に影ができて、怖い顔になってしまう。野外の猫撮影はこういうところが難しい。
2匹目は茶トラ白。この角度だと左目が黒潰れする感じになるが、表情はこちらの方が自然だ。とはいえ相手が猫だと、角度を選んでいる余裕なんかないことの方が多いので、考えるだけ無駄だったりもする。
痩せているようには見えないし、毛づやもそう悪くない。もう少し暖かくなれば、楽に過ごせるようになるから、頑張れ。