雨が上がるとは思っていなかったので、今日は終日家に引きこもるつもりだった。我が家の2匹も出かけないなら遊べとうるさかったが、予想に反してお昼前には止んで空が明るくなってきた。今日と明日はお休みで、どちらか片方だけ休養日にできればいいので、少しだけのつもりで散歩に出ることにした。
歩いたのはこまこまコース。西武池袋線の高麗からJR八高線の高麗川に至る約6kmの区間だ。2ヶ月前にも行ったばかりだが、あの時は夜勤明けで生ける屍状態だったので、どこをどう歩いたのか記憶が定かでない。今日も疲れが残っている感じで、全区間歩くかどうか決めかねていたが、いつも立ち寄る猫民家までは行くつもりでいた。
1匹目は高麗駅近くの農家に住む三毛から。会うのは約半年ぶり。
相方の長毛二毛も元気そう。この2匹はとても仲が良くて、特に二毛の方が甘えているように見える。娘なんだろうか。
長毛にひっつかれて暑苦しかったのか、離れた場所に逃げてきた。
定点の猫民家に差しかかると、大きな桜の木の下から猫が出てきた。
この子はとても人懐っこい子。一通り遊んだあと、オオイヌノフグリの咲き乱れる草むらに落ち着いた。北海道育ちの俺は、春の訪れを告げるこの花がとても好きだ。
猫民家のあとは芳しくなく、次に見かけたのは、ほとんどゴール地点に近い栗畑。黒いのが佇んでいるのが分かるかな。
呼ぶと鳴くんだが、そのたびに離れていく。これは避けられていると考えて良いのだろうか。
いつの間にか栗畑の黒も出てきていた。時刻は16時近くで、そろそろ夕食の時間かな。
曇っているので暗くなるのも早い。俺も家に帰ろうと思って歩き出すと、畑のキジ白がこちらを見ていた。
築堤になっているこの場所は廃線跡で、先日までは線路が敷かれたままだったが、今日来たらこのような有様になっていた。こんな田舎でも街の様子は刻々と変わっていくなあ。