一昨日から昨日にかけて頭痛がひどくて動けなかった。特に一昨日は気温が38.0℃まで上がったということで、あちこちで伸び切っているであろう猫たちの様子を見に行きたかったが、どうにもこうにも動けなくて断念した。昨日になって、お粥ぐらいなら喉を通るようになり、多少は動けるぐらいに回復したので、先日も行った整形外科を受診して、4週間分の薬をもらってきた。お粥はコンビニで買ったレトルトのやつだが、それでも病み上がりにああいうものを口に含むと心底ほっとする。柔らかく炊いたご飯に梅干しを乗せただけのものが、なぜあんなに沁みるのか。ついでにフジッコも入れたけど。
それにしても最近の偏頭痛は出勤日を巧みに避けて発症するから、せっかくの休日がフイになるばかりだ。すっかり回復した今日は日勤で、久しぶりに早朝からの散歩となった。コースを全然考えていなくて、病み上がりにあんまり飛ばすのもアレなので、立川駅の周囲を一回りするだけにしておいた。
曇って暗い祝日の朝。まずは巡回帰りと思しき猫に遭遇。
巡回帰りと言うからには拠点があるわけで。ぱっと見、3匹ほどが寛いでいるようだ。
この子は天真爛漫そうな顔つき。片目は失っていても、性格は人懐っこいと見た。
人懐っこいと思って近寄ってみたけど、カメラが苦手だったみたい。微妙に後退してるし。
奥の方でそんな俺たちの様子を観察しているのもいた。ちなみにここは既知の猫拠点。少なくともこの子と……、
……この子は過去に会ったことがある(こちら)。
猫旅館にほど近い駐車場に差しかかると、車の上に佇む茶色い物体が目に入ってきた。
朝ごはんにはまだ早いのか、ほかのメンバーは見なかった。時刻は6:50。
短い散歩の最後に立ち寄ったのは、とある民家の玄関先。自転車のところに茶トラ白がいるのは置いといて、実はここは久しく登場していないヤルキナシオの家。かつては奥の茶色い波板の辺りに猫小屋があったんだが、大がかりな改築で小屋が撤去され、猫の居室は外から見えなくなってしまった。ヤルキナシオは今も元気にしているらしい。