ここのところ雨が続いて急激に涼しくなってきた。なかなか洗濯物も片付かず、ついに着るものがなくなったため、福生の西友に行って当面使う分だけ買ってきた。一応散歩もしてみたが、強い風で雨が霧状に舞っていて、雨宿りもままならないせいか、猫たちはどこかに隠れてしまって出てこない。買い物を済ませ、そのまま一日を終えるつもりで家に戻ったのだった。
気が変わったのはお昼すぎ。いつの間にか雨が止んで、西の空が明るくなってきた。最近会えない神猫1号が境内に現れるような気がしたので、バスに乗って行ってみることにした。
最初に会ったのは、神社下のアパートに住むキジ白。今日はいつものエントランスではなく、道路向かいの納屋にいた。
お昼寝から覚めたところだったらしい。ていうか、そこって三毛みーちゃんの寝床じゃん。
今まで気づかなかったけど、この子は犬歯がみんな抜けちゃってる。意外にお年を召してたのね。
神猫1号は今日も不在。最後にここに載せたのが5月30日で、その後、7月14日に回廊の下で伸びているのを見かけたきりだ。無事にはしているらしいので、餌場が変わったか何かで縄張りを移動したのかも知れない。たまには境内に現れるようだが、偶然に頼っているのでなかなか会えずにいる。
出てくる見込みが薄いのを粘っても仕方ないので、家に向けて歩いていると、道端の塀の上からこちらを眺めているのを見つけた。
実は塀の下にも子猫が2~3匹いたんだが、目が合うなり蜘蛛の子を散らすように逃げてしまった。そのうち早朝にでもまた来てみる。
遠目にもトイレ中と分かって、望遠レンズ越しに見ると、うしろにもキジトラがいた。
せっかくなのでもう少し近寄りたいと思い、離れた母屋へ撮影許可をもらいに行って、戻ってきたら全部消えていた。猫ってばこれだよ……。