先日も似たようなことを書いたが、今年の夏は曇りがちでそれほど気温が上がらない反面、湿度の高い日が多く、散歩の疲れがなかなか取れないでいる。日差しが強ければ熱中症を意識して、こまめに休んだり水を飲んだりするわけだが、曇っていると熱中症の危険に気づきにくい。湿度が高いと汗をかいてもなかなか気化しないので、体温は上がる一方になる。そんな時にヤバいと思って水を飲んでも、気化しない汗をだらだらかくだけで、思うように体温が下がらない。こうなってくると、川の水でも浴びて、直接的に体を冷やすほかなくなる。
今日もまさにそんな日で、最高気温は30.4℃で日は翳りがちだったが、湿度が80%程度と高く、ちょっと歩いただけで服がベタベタして気持ち悪かった。八王子から片倉までの短い峠越えだったにもかかわらず、疲れてしまって、勤務中の今は気絶するのも時間の問題となっている。
1匹目はちょうど家から出てきた青2号。
艶めかしい青2号。昨日の子猫にまた会えるかなと思って覗いた路地で、熟女に会ったでござる。
八王子市内のとある住宅街。ここは猫路地というより動物路地で、猫も多いがそれ以外の色々な動物にも会える楽しい場所だ。
仏頂面のキジ白は顔見知り。表情から分かるように懐かれてはいない。
きれいな毛並みの三毛。後ろ足が逃げる気満々なので、接近はここまでにしとく。
傾斜地の駐車場が目線の高さになったところで猫発見。これは分かるね。
この子は以前何度かここで遊んだ茶渦君の母。最近めっきり見なくなっていたが、時々庭の奥で寝ていたりするので、元気にしていることは分かっていた。茶渦君にも会いたいが、大人になって縄張りが広がったのか、3月に帰任してから一度しか会えていない。
体温調節を気化熱に頼らない猫は、湿度が高くても気温さえ快適ならそれでいいらしい。昼下がりという時間も相俟って、今日会った子たちはいつにも増してのんびりモードだった。最後の猫も外階段でまったり中。
舌を鳴らして呼んでみたが、面倒くさそうに「にゃあ」と言うだけで動かない。人懐っこいはずなのに、夏というのは生き物から覇気を奪うな。