京王線猫行脚25(分倍河原→中河原)


府中市の猫

 今朝の気温は八王子で氷点下5℃が予想されていた。東京近郊でこれほど気温が下がる原因は放射冷却以外になく、つまり少なくとも朝のうちは快晴の可能性が高かったので、久しぶりに皇居(東御苑)へ行くことにして楽しみにしていた。ところがよくよく調べてみると東御苑は月曜日と金曜日が休園日で、まさに今日はその金曜日。交代勤務で曜日の感覚がなくなると、こういう時にスカを引くことが多くて困る。基本的に休日は人の集まる場所を避けているので、俺が皇居に行けるのは火曜日〜木曜日しかないことをよく覚えておかなくてはいかん(たぶんこの記事を公開したら忘れる)。
 皇居の猫に会ったらお歌を披露しようと思って考えていたのに、当てが外れてがっかりしたが、気を取り直して今日は京王線猫行脚を1駅進めた。分倍河原〜中河原という今回の区間は俺の居住地であり、黒煙ちゃんや武蔵など知り合いの猫がわんさかいるのであるが、満を持して出かけた結果は4匹+αという淋しいものだった(αはこれまでの京王線猫行脚でカウント済みの猫)。今日は朝から青空こそ広がっていたものの、場所によっては20m/s近い北風が吹いており、猫が陽だまりでまどろむような天気ではなかった。
 こんな日でも開けた場所で過ごす少数派の1匹目は白。
府中市の猫

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 それでも葉っぱの陰で風を避けているようだけどね。なお、身を屈めているのは俺を警戒しているから。
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 一方こちらの猫は屋根の上。さらに少数派の三毛。
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「今は冬毛仕様だから、辛うじてお日さまの恩恵の方が上回るのよ」
府中市の猫

「毛のない生き物は哀れね」
府中市の猫

 屋根の上の三毛は先月22日、府中〜分倍河原を歩いた時に会っているのでノーカウント。植え込みの向こうに見えている黒白はどうかな。
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 民家の隙間を縫って逃走を図る黒白。ここのところ寒い日が続くせいか被毛がもこもこ。
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 黒白に逃げられて呆然としていると、民家の敷地の奥から猫の鳴き声が聞こえてきた。
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 耳をイカにして鳴いているのはモノクロ姐さん。この子も去年9月、東府中〜府中を歩いた時にカウントしたので、今回は数に入らない。
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 煉瓦風の塀の上に赤茶けたキジトラが座っていた。
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 一応これも保護色になるのかな。確かに遠くからは気づかなかったけど。
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 強風を避けて窓辺に張り付く猫発見。
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 この子に会うのは久しぶり。相方の茶トラは不在のようだね。
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 分倍河原〜中河原といっても、今日見かけた猫の多くは府中駅に近く、分布的にはバランスの悪い猫行脚だった。もちろん黒煙邸や武蔵邸などの猫拠点も経由してみたが、風が強くなる一方で、どこもかしこももぬけの殻だった。
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