今日は朝から穏やかに晴れて北風も止んだので、地元の猫たちもきっと見えるところに出ているだろうと思って、京王線猫行脚の中河原~聖蹟桜ヶ丘に挑戦してみたが、ものの見事に弾き返された。多摩川を渡って府中市から多摩市へ移るこのコースは、どの橋を渡るかで歩行距離がまるで変わる。最も近い関戸橋をなら3km程度で済むところ、少し離れた府中四谷橋を渡ったため8.9kmも歩くことになり、要するにそれだけ見込みがあってコース選定したにもかかわらず、多摩市内に至っては1匹たりとも見かけることなく終わってしまった。運が良ければスタートから5分以内に3~4匹は会える場所なのに、ツイていない時というのはどんなに歩いてもまるでいない。
とはいえこの区間は思いっ切り地元なのであり、新規開拓のチャンスと考えれば、新たな猫民家を見つけたりもして、まるっきり無駄足というわけではなかった。次回また頑張ることにしてまずは1匹目。
落ち着きのない武蔵はカメラを取り出す前から転がり始めている。
こいつも昨日の散歩で会えていれば、分倍河原~中河原の1匹にカウントできたんだよなあ。
猫行脚区間で見かけたのは2匹。特にこちらの1匹はよく気づいたと自分でも思う。
コントラストが高くて見えにくい上に、毛色が地面と同化して、最初は石か何かだと思っていた。
ぱっと見だとソリッドブルーのようでもあるけど、この子はサバトラ(灰トラ)。いわゆるblue mackerel tabbyというやつだね。
こちらは既知の猫民家。こういう場所に頼る以上は、今日のうちに3匹を達成したかった(同じ猫はもうカウントできないから)。
臆病な黒は去年6月以来。ここには少なくとももう1匹、大白斑のキジ白がいるので、次回はその子に会えたらいいな。