東京の最も遅い日の出時刻は6:51で、今年の場合それが1月2日から13日まで続く。今日と明日の日勤が終われば、日の出は1分また1分と早くなり、今月末になれば今より9分、来月末には39分も早くなる。暗くて寒い朝の散歩はなかなか猫に会えなくてきついが、今が辛抱のしどころ。春に向けて少しずつ楽になってくるんだから。
……そう思って、日の出直後の散歩地に選んだのは調布〜京王多摩川。冬場の遅いスタートでは時間が足りないので、足が遠のいていたコースだが、そういえば夏の終わりごろ見かけた子猫たちはどうしたかなと思い、ねぐらを覗いてみることにしたのだった。
日の出から15分後の猫の路地。怪しい気配を察した2匹が偵察に出てきた。
あとから調べたら、前回会ったのは去年9月2日。体の成長と冬毛のもこもこで、すっかり大きくなったなあ。
ひげ袋のぷにぷに感や首の太さからして、どちらもオスではないかと思うがどうか。俺は猫の性別判定が苦手だ。
2匹はとても仲良し。前回も怪しい気配に引かれて出てきて、2匹一緒に俺の回りを嗅ぎ回っていた(こちら)。
母親は時々ここで見かける華奢な黒白だと思う(こちら)。通りすがりの俺が知るだけでも3回は出産している多産な母。子供たちを足して2で割ったような毛色だ。
やっぱりここに寄ると時間食っちゃって、7時スタートの冬散歩だと厳しいわー。またねー。
フェンスの向こうは霜の降りた畑。キジトラは俺が入れないと分かって余裕かましている。