明日は一日だけのお休みで、旧居の解約にあたり、室内外の最終確認と鍵の返却に行くことになっている。拝島から引っ越した時は、街の小さな不動産屋が自己所有する物件だったので、確認の数日後には敷金の差額が入金されたが、今回は某巨大不動産企業の扱う物件なので、敷金が戻ってくるのに2週間くらいかかりそうだ。そのお金は新居の猫ドア2枚に消えることになっていて、それでも余るならウォシュレット、それでも余るならプリンタ複合機、それでも余るなら台湾という感じで順番が決まっているが、たぶん台湾は無理だと思う。
猫の方は順調で、今まで何度か歩いてあまり成果のなかったコースで、たくさんの猫に会うことができた。いくつかの猫拠点を見つけることもできたので、今後の活動にも繋げられそうだ。
歩いたコースは京王堀之内~松が谷。最初に見かけたのは、自転車置き場に潜む麦わら。
早く移動したい様子だったが、俺がいるから出られない。悪いね、すぐ行くからさ。
アーモンド型の小さな目がこちらを捉えて動かない。表情の読めない子。
その並びの家には三毛もいた。この辺、意外に猫が多いんだなあ。
とあるアパートで寛ぐ猫たち。地面の2匹のほか、1階のバルコニーにも1匹いる。
茶トラ白はすっ飛んで逃げてしまい、残った銀三毛も風前の灯。写真を撮るだけなのにー。
行き着いた先には三毛がもう1匹。こちらは普通のキジ三毛だった。
ここは急峻な河岸断崖に沿って建つ住宅地で、これは階段から見下ろして撮った写真。この子に会うのは6月以来2回目で、前回は目が合うなりすっ飛んで来たが、今日は割と薄い反応だった。
駐車場に集う3匹の猫。ここの猫は警戒心が強いので、背中を向けている間に1枚撮っとく。
モノトーンの2匹は車の下へ避難して、のんびりさんのポイント三毛が残った。今日はカラーポイントの多い日。
松が谷へ至る散歩は以上で終わり、モノレールに乗って高幡不動経由で帰ってきた。今日はお日柄も良く、駅から自宅への道すがらにも、何匹かの猫たちに出会った。
最後に見かけたのは魚屋の長毛キジ白。引っ越してきた翌日の夕暮れ時にも一度会っているが、改めて見るとずいぶんお年を召しているようだ。窓が開くのを待ってか、いつまでも張り付いて離れなかった。