いつものように天気予報に裏切られ、絶好の猫日和だった早朝散歩を逃すことになった。晴れるのはお昼ごろと聞いていたので、部屋でうだうだしているうちに、窓の外がみるみる明るくなり、こいつはおかしいと外を見たらドピーカン。時刻はすでに8時を過ぎていて、すぐに出発しても、今日の散歩予定地である高麗に着くのは10時になってしまう。明日は終日曇り、明後日は朝から雪だというし、3日間の連休のうち、結果的に今日が唯一の猫日和だったかも知れないのに、もったいないことをした。
とはいえ家の周りを歩くにはちょうどいい時間だったので、駅へ向かう前に軽く一回りしてみた。雨上がりで霞む道端に猫が佇んでいる。
背中を見せていたのはクリーム子猫。初めて会った40日前より少し大きくなった。
この子たちはたぶん夏の子猫。体格からすると、生後5ヶ月くらいかな。
冬毛で大きく見えるが、この子も夏の子猫だと思う。40日前はこんな感じだった。
子猫の溜まり場をあとにしてほどなく、地面で毛繕いする鉢割れクリーム発見。
この子もまだ若い。明後日は初めての雪を経験することになるのかな。
高麗に着いたのは10時すぎ。7ヶ月ぶりとなる農道をぶらぶら歩いていると、定点の猫民家で2匹の猫がごろごろしていた。
朝の毛繕いを終えて、二度寝を始めたところだったかな。やっぱり来るの遅かったな。
次の猫民家で最初に見かけたのは、ひげ袋にぽっちのついたサバ白。久しぶりに遊びに来ましたよー。
訝しげにこちらを見ている。顔見知りになるほどは来てないからな。
できれば彼岸花の季節に来たかったんだが、ちょうどそのころ引っ越しだの再婚だの色々あって、どうしても時間が取れなかった。
猫ギャラリーはまたあとで覗いてみることにして、その辺の景色を眺め回っていると、畑の向こうから麦わら猫が現れた。
完全に無視したまま、自宅と思しき民家の敷地に落ち着いた。今日は写真の数が中途半端に多かったので、明日か明後日あたり、紙面に余裕がある時に残りを載せる。