美人さんの住む公園の近くで、姉妹らしき縞三毛を見かけた。
「私の家に遊びに来る？」
「じゃあついてきてね」
「入口はこちら」
すんまへん、入れまへんねん。
これはお姉ちゃんかな。
「私はトイレよ、ついてこないで！」
……というような感じで始まった散歩。雨の予報だったので、雲が厚くて暗い朝だった。猫はたくさん出ていたけれども。
公園のステージでじっとしているのがいた。夜間は閉鎖される公園なので、まだ入ることはできないし、中の猫も出られない。
駐車場の車の下にキジ白発見。傍らで駐車場のオーナーが一服していたが、撮影後に目で挨拶したら察してくれた。話したことはないが、猫好きということだけは知っている。
会社近くまで来て、民家の隙間に黒白が佇んでいるのが目に入った。時々見かけるシルバー渦巻きの相棒だ。ものすごく臆病なので、1匹でいることは珍しい。
その後、お昼前から降り出した雨は終業時刻を過ぎても止まず、日中の猫散歩はお預けとなった。
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