俺が台湾を旅するのは必ず冬で、それ以外の季節に行っても暑くて出歩けないので避けているんだが、ここ数日の暑さで、東京で猫を探すより台湾で探す方が、むしろ楽なのではないかと思うようになった。今朝、家を出た6時の気温は27.8℃で、それほど高くはなかったが、湿度は90%もあって、まるでお湯の中を歩いているようだった。一方、台灣中央氣象局のデータによれば、台北の6時は気温こそ28.5℃で東京より高いものの、湿度は62%に過ぎなかったからだ。ところがそれをTwitterに書いたら、「台北は盆地なので気温も湿度も高い」と突っ込まれてしまい、改めて調べたところ、湿度は東京ほどではないにしろ、夜の寝苦しさは相当なものだということが分かった。盆地だからというだけでなく、首都圏一極集中でヒートアイランド現象が起こり、夜になっても気温が下がらないのだそうだ。昨夜の最低気温は28.4℃だそうで、寝る時までクーラーに頼るようだと、体調管理が大変だろうなあ。
今日最初の猫グループは近所の茶ファミリー。
そうこうしているうちに1匹逃亡。目が合っただけで逃げるの落ち込むんですけど。
今朝の散歩コースは若葉台、はるひ野、黒川のトライアングルゾーン。曇っていたせいか、初っ端から白に会えた。
人懐っこい子なんだけれども、カメラがお気に召さないらしく、やや迷惑顔。
日差しがあったらこんな丘陵地は歩けないが、今朝は雲が多かったので何とかなった。先日ここで見かけたプレーリードッグが野良プレーリーではなく、迷いプレーリーだったことが判明したので、散歩しながら探してみようと思い立ったのだった。ついでに日の丸猫の家にも寄ってみたが、今朝もやっぱり会えなかった。
肝腎の猫はフェンスの内側で丸くなっている。
ごめん、起こしちゃったね。ちょっと探しものに来ただけだから。
黒白が寝ていたアパートの並びには三毛がいた。トラッドな被毛を纏った美人さん。
引いた写真が撮れない場所だったので、諦めて立ち去ろうとしたら、向こうから出てきてくれた。もっとちゃんと撮れということかな。
今日の散歩でいちばん当てにしていたまだらファミリーが不在で、がっかりして歩いていると、行く手の植え込みに白い小動物が見えてきた。犬かな。
尻尾ぴーんで人懐っこい子。毛並みもきれいだし、近所の飼い猫だろうな。
あちこち嗅ぎ回って忙しそう。なかなか止まってくれないので、意外に撮影が難しい。
倒れた雑草に阻まれて、ようやく止まって目線ももらえた。はるひ野で新しい猫に会えると思っていなかったので、ちょっと有頂天になってしまった。