大島猫旅中は天気こそ悪かったものの気温は高く、夜間も20℃前後を維持していたのでかなり暑く感じた。この時の荒天は日本海側から来た寒気と太平洋側の暖気のせめぎ合いがもたらしたもので、2日目の午前中は雨が降ったり止んだりして安定せず、寒冷前線が南に退いた夜からは冷え込んで昨日の朝は7.2℃まで下がったそうだ。大島の猫たちは目まぐるしく変化する天気と気温に翻弄されて大変だったろう。
猫旅の疲れを取りたかったのでこの2日間は散歩をお休みした。昨日は自室の猫間障子から差し込む日差しがうららかで、コートなんかいらないように思えてそのまま出勤しかけたが、着ていった方がいいという妻の強い勧めに従ったのは正解だった。今日の仕事帰りは日差しがあったのにずいぶん寒く感じて、帰宅してからアメダスを見たら9時の時点で2.1℃しかなかったというからコートなしでは寒くて死んでた。
今日紹介するのは今月8日、夜勤前に多磨霊園(という名の駅)~某巨大動物霊園を散歩した時の記録。この時はまだ暖冬で散歩も楽だったが、猫の方は思ったほどではなく12日に一部区間をもう一度歩くことになった。大島猫旅の前編を先に載せたこともあり、仕掛かり写真は時系列順という原則から外れて順不同になってしまったが、さしたるストーリーもなかったのでまあ許して。
この日の1匹目は南向きの庭で日なたぼっこを楽しむ茶トラ白。
俺は基本的に動物に対して幸不幸という観点での評価はしないけど、日差しを浴びている猫の表情は幸せそうとしか表現できない。恒温動物が体温維持できているんだからあながち間違いではないはず。
一度は逃げかかったけど、勝手口の門扉から顔だけ出して様子を見ている。こういう反応、可愛いよなあ。
門扉の内側はこんな感じ。隠れたつもりが丸見えであることに気づいて憮然とする三毛ちゃん。
近寄ったら車の下へ逃れたけど、日なた率はちゃんと維持している。
ここにはこの4日後にも訪れることになり、茶トラ白にも会えることを期待していたが、その時ここにいたのは黒白のコンビだった。ここは近所の猫たちのお寛ぎ処になっているようで、冬らしい寒さに戻った今ごろはもっと賑わっているかも知れない。