一昨日は午後から体調を崩したので、その日の朝会った猫を載せられなかった。体調が回復したのは昨日の午後だったので、昨日の朝は散歩ができなかった。そして夜勤の今日は普通に散歩してから出勤したので、今日の記事には都合2日分、つまり一昨日の朝と、今日の午後の猫が載ることになる。
まずは一昨日の分から。年明け間もないころに比べると、日の出時刻は12分ほど早まったわけだが、それだけではまだまだ厳しく、早朝のブアイソーズ公園には猫一匹いなかった。一昨日の日勤前の散歩は矢川から柴崎体育館までの約3.6km。
氷点下3.0℃の真冬の早朝、ブアイソーズがいてくれないと、ほかに猫の当てはあまりない。藁にも縋る思いで立ち寄った猫マンションももぬけの殻で、肩を落として歩いていると、まだ日の差さない道端を嗅ぎ回る黒に行き会った。
「もうすぐ朝ご飯の時間なんだよ。君も食べるなら後ろに並んでくれよな」
リバース爺さんは俺が手ぶらと分かると興味を失ったようだった。
氷点下の早朝に1時間以上も歩き回ると、体へのダメージが半端なく、回復にずいぶん時間がかかる。それに比べると夜勤前の散歩はヌルくてまったりできてとても良い。これが夏場になると完全に逆転するんだけれども、それはまたその時に考える。引き続き今日午後の猫たちを。
今日のコースは京王八王子から片倉まで。拝島や西立川時代はJRの八王子駅を起点にして、万町あたりを回ってから峠に向かっていたが、今は京王八王子駅が起点になるので、従来の経路は遠すぎて無理になった。新規開拓も芳しくなく、1匹目となる茶トラ白に行き会ったのは、散歩開始から30分後、既知の猫路地でのことだった。
……というわけで二日分の猫たちはこれでおしまい。明日はどこを歩いて帰ろうかな。