今日の猫関係業務は八王子市街の開拓に行ってきた。
このブログを開業したころは拝島から立川へ通勤していて、通勤時間が25分と短く残業もほとんどなかったので、職場を中心に歩き倒してたくさんの猫拠点を知ることができた。立川へ至るまでの区間も、もともと青梅線が私鉄だったこともあり、未開発な住宅街が多く残っていて、どこから猫が飛び出すか分からないドキドキ感があった。現在の職場は住所こそ八王子市だが、そこは多摩市や町田市との境に近い山中で、多摩ニュータウンと称する住宅街は存在するが、歩いて楽しい場所ではない。なだらかな丘陵地帯には木立もあるし、ザリガニの棲むせせらぎもあるが、それらは演出用に配置されたものだ。わざわざハイキングに訪れる人もいるようだから、東京しか知らない人は感心するのかも知れないが、田舎者の俺の心には響かない。
今の家から職場に至るまでの間で、立川時代のような雰囲気を持つ街というと、八王子市街しかない。京王八王子までたった3駅なのに、同じ場所を巡回するだけではもったいないと思い、今日はいつもとは違った道を通って、西八王子まで歩くことにした。
家を出たのは9時すぎ。曇っていたのでそれでも早いかなと思ったが、茶ファミリーの拠点には三毛が出ていた。
睨んでるように見えるかも知れないが、そうではなく、猫は近視だから目を細めているんである。物事はポジティブに捉えなければならない。俺は近視の女の子が眼鏡を外した時の表情が好きだった。
京王八王子から歩き始めて、細い路地から路地へと綱渡りのように歩いてみたが、そう簡単には見つけられないのが猫。新規区間で会えたのは駐車場に佇んでいた2匹に留まった。
俺が手出しできないことを知って、余裕かましているな。わずかにレッドが混じっているような気もするが、キジ白に分類しとく。
キジ白君たちはまだ幼い。ここらの猫は一通り知っているつもりだったが、また新しいメンバーが増えたようだ。