先月からサチコの体重が3kgを割り込むようになり、一時はシリンジで強制給餌することも考えたが、老いて穏やかに旅立ちの日を待つ者に対してするべきことなのか自問自答した結果、少なくとも今はその時ではないという結論に至ったのでやめた。幸いなことに献立を少し変えてみたところ食欲が持ち直してきており、もっと暖かくなれば体を動かすようにもなるだろうから、再び良い循環が生まれることを願って様子見とする。体重は一昨日の時点で2.95kgだった。
今日の散歩コースは出勤前には珍しく相模原～多摩境を選んだ。あやめ邸の鼻黒に会いたかったのがいちばんの理由だが、今週末は桜が見ごろでどこへ行っても人が多く、それらを避けるとなるとほかに思い浮かばなかったからでもある。数的にはメインの相模原～多摩境で見かけたのは2匹に過ぎず、乗り換えのついでに自転車に乗った北野～片倉でも2匹だったが、会いたい子に会えたので結果的にはいい選択だった。
そして今日は自宅から駅までの間にも2匹いた。たまに猫を見かける民家の庭にキジ白発見。
近寄る素振りを見せると見えなくなるまで逃げてしまう子。3枚目まで持ち堪えるのは珍しい。
日差しがなくても気温は割と高く、サバ白2号も車の下から出てまったりしている。
こちらに気づくと小さく鳴いて近寄ってきた。すぐに隠れられる場所というのが悲しいぜ。
反対側に回り込んだら車の下をくぐって出てきた。上半身だけね。
北野到着は12:17。自転車を借りてとある神社に差しかかると、フェンスの向こうにサビが佇んでいた。
お花見中のところ済みませんね。ちょっとだけモデルになってくださいな。
真正面から近寄ったら逃げられそうなので、一旦フェンスの外に出てみる。
そして再び境内へ。やっぱりこちらを気にしているね。
神社をあとにしてさらに行くと、民家のウッドデッキで猫がお昼寝していた。
この家でごくたまに見かけるスコ何とかさん。眠そうだけど元気そう。
一昨年7月以来の1年9ヶ月ぶり。呼べば近寄ってくるぐらい人懐っこいけど、今日は面倒臭そうなのでこのぐらいにしておこうか……。
今日はここまでが前哨戦で、肝腎の本番コースではあやめ邸の鼻黒に会えた。
だいぶ懐いてくれたけどカメラが苦手らしく、目線をもらうのは意外にムズカシイ。
カメラを下げればどこまでもついて来ちゃう（動画はこちら）。
……なので、あやめ邸の婆さんに断ってカリカリを一握り与え、食べている間にそっと立ち去るという技が必要。ちなみにあやめ邸ではフーちゃんと呼んでいるそう。
マンホールの丸い蓋の上で丸くなる猫発見。
2015年1月に初めて会った子だけど、以前より毛色が薄くなった気がする。だいぶお婆ちゃんなのだろうけど気配には敏感だった。
