歩留まり低下が辛い今日このごろ


川崎市の猫

 去年の暮れ、それまで使っていたPENTAX K-5というカメラに暇を出して、K-3 IIに移行し、毎日のように猫ばかり撮影してきたわけだが、どうしても我慢できない機能的弱点があって、一旦K-5に戻すことにした。機能的弱点というのはオートフォーカスがウンコのクソな点。猫のように小さな動物の目線に合わせて撮影するとなると、ファインダーを覗くのは姿勢的に無理なので、目見当でカメラだけ猫に向けて、フォーカスはカメラに任せるほかない。毛が生えているとはいえ、猫だって顔の正面に目が二つ並んでいるのだから、それを検知して合焦してくれても良さそうなものだが、残念なことにまったくもってダメ。K-5(11点測距)の時は10コマ撮って使えるのは4~5コマだったが、K-3 II(27点測距)にしてからは、使える写真はほぼ0になってしまった。すべてにおいて後ピンで、良くて耳、悪ければ遥か彼方の背景にフォーカスが合ってしまって、最近はボケた猫を見ては悲嘆に暮れる毎日だった。
 先代のK-5はセンサークリーニングのため、新宿のリコーイメージングスクエアに出してあって、次の夜勤明けにでも引き取りに行くつもりだ。K-3 IIの処遇は未定だが、相場が下がらないうちに里子に出して、ほかの機材の資金にすることになると思う。
 まあそんな感じで、たくさん撮ったはずの今日の写真は20枚。夜勤前の散歩コースは中野島から登戸にした。まずは駅近くの猫拠点へ挨拶回り。
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 白が寛いでいたところへ、ちょうど相方の三毛が現れた。割と伸び伸び暮らしているんだな。
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 この付近は猫が多いようだが、いちばん見かけるのがこの白。まだ親睦が深まっていないので、少し離れたところから撮影。
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 三毛はお花のところがいいみたい。
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 とある寺院の参道を歩いていると、脇の草むらからキジトラが現れた。
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 とても人懐っこい子で、一直線に近寄ってきて、足元ですりすりしてくれた。なお、冒頭に書いた理由により、このような写真を20枚以上撮って、ピントが合ったのは1枚もなかった。
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 違うカメラ持ってまた来るよ。
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 今日のコースは南武線猫行脚の時にも逆向きに歩いたことがある。あの時は9月の初めでまだ暑く、それほどたくさんは会えなかったが、一箇所だけ複数の猫が集まる拠点があったことを思い出して、寄ってみた。
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 車の隙間からキジトラが見えたので、逆側から接近してみた。
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 引くとこんな感じ。もう1匹いたのね。
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 こちらの二毛は前回も会った子(こちら)。また来るとの約束を守るのに2年半かかってしまったよ。
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 今日は最後の猫も白だった。とある住宅街を歩いていたら、巡回中と思しき足取りで現れた。
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 これは俺に懐いて近寄ってきているのではなく、猫の巡回コース上に俺が突っ立っているだけのこと。
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 君はオッドアイなんだね。
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 そんなことはどうでもいいとでも言いたげな顔つきで、
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 ……行っちゃった。今日はおしまい。
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