今日の夜勤前の散歩は高尾からスタート。
分倍河原の自宅から多摩センター方面の職場へ向かうついでに高尾へ寄り道するというのは、面倒なようで実際はそうでもない。北海道出身なので100kmくらいまでは隣町のような感覚でしかなく、箱庭のような東京で10kmや20km遠回りするくらい屁のカッパだ。もちろんこれは猫に会うのが楽しみだからそう思うのであって、業務となると途端に腰が重くなることは言うまでもない。
……そう思って張り切って駅に降り立ったものの、予想よりも雲が少なく、気温は28.8℃と高く、おまけに慣れないコースという三重苦で、簡単に見つけられるほど猫探しは甘くなかった。1匹目と遭遇するまでに40分を要し、そしてそれが散歩最後の猫になってしまった。
問答無用で逃走を図るところ、何とか思い留まってもらってもう1枚。話の通じる相手でよかった。
その後、散歩を終えて京王八王子駅行きのバスに乗ったが、どうも1匹というのは淋しい気がしてならず、花街の猫の助けを借りることにして途中下車した。
見かけたのは日陰でまったり中の2匹。
黒はとっとと逃亡し、人懐っこい茶トラ白が相手してくれた。雨でいいからもう少し涼しい梅雨を堪能させて欲しいなあ。