偏頭痛からすっきり回復したので、今日はいつも通り夜勤前に猫探しの散歩に勤しんだ。
俺の偏頭痛は頸椎ヘルニアが原因だろうと思っているが、現時点で手に痺れなどは出ておらず、クリニックを受診したとしても装具療法やリハビリになる可能性が高い。しかし今は高齢者で混雑する整形外科で悠長に順番待ちしている暇などないので、猫散歩を続けているうちは我慢しておくつもりでいる。さっさと手術してヘルニアを切ってもらった方が短時間で済むし、結果的には楽なはずだが、リスクを伴うことでもあり、主治医が適応と判断しない限り俺が頼んでもOKしてくれないだろう。この痛みが出るとほとんど動けなくなって、予定のすべてが流れてしまうのがとても痛い。特に印象深いのは初めての台湾猫旅だった2014年12月、花蓮市内を散歩している時から痛み始めた偏頭痛が猴硐で最高潮を迎え、駅のベンチでしばらく動けなくなった時のことだ。台湾どころか海外旅行すら初めてだった癖に、台北で国内線の飛行機に乗り換えて花蓮へ飛ぶという旅程をぶっ込み、テンパった精神状態のまま花蓮空港から旧市街の宿まで15kmも歩いたのが良くなかった。当時は紙の地図や筆談で対応していたので、駅で切符を買ったり食堂でご飯を食べたりるするのも、いちいちエイヤっと気合を入れてかからなければならず、極度の緊張で全身がカチンコチンになっていたのだろう。旅先であれほどひどい偏頭痛を発症したのはその時だけだったが、去年の台湾猫旅も久しぶりの渡台で緊張しており、前半の2日間ぐらいはちょっと危なかった。台湾に限ったことではないが、とりわけ海外旅行というのはストレスフルで緊張を伴うものであり(それが面白いんだけれども)、俺の心配ごとといえばいつも天気と頭痛なのである。
さて、今日の散歩はトラディショナルな中神~西立川。今はすっかり猫影が薄くなって空振りの可能性さえあるコースだが、猫喫茶や猫駐車場が健在である限り、たまには訪ねて行って猫に会うのが俺の使命。今日は初っ端から猫喫茶のキジ白に会えてラッキーだったもののその後は冴えず、全部で3匹という淋しい結果だった。
でもやっぱり猫散歩って何かしらいいことが起きる。今までまったく懐く素振りを見せなかったキジ白が、今日は向こうから近寄ってきた!
いったいどういう風の吹き回し? 2012年9月に初めて会ってからというもの、一度も触れたことなんかなかったのに。
控えめににゃーんと鳴きながらついて回って、すりすりなんかもしてくれちゃってる(動画はこちら)。何か心境の変化があったのかしら。
そういえば今日は相方がいないね。また来るからよろしく言っておいてね。
そして次の猫は猫喫茶から遠く離れたエビ邸。4km歩いて1匹も会えないのはさすがにツライ……。
猫懐っこい人が来ると転がり続けるエビ子。写真は撮りにくいけど可愛い。
ひたすら眠そうだけど、近くで見ると意外にカッコいい(こちら)。呼んでみたけど反応はなかった。
西立川からバスに乗り、さらに立川からモノレールに乗って多摩センターへ。そのまま出勤するには少し時間が余っていたので、途中下車して知り合いのねぐらを訪ねてみた。
でも近寄ると茂みに隠れちゃうんだよなあ。長い付き合いなんだから、もう少し仲良くしてくださいな。
泰然と佇む黒白ボス。去年12月27日を最後に見ていなかったので、少し気を揉んでいたところだった。モノレールを途中下車して良かった。
3匹家族が揃ったところでちょうどバスの時間。今日はゴンの階段を端折って職場へ向かった。