日本国内に「猫」のつく地名はどのぐらいあるのかと思って、郵便番号検索ソフトで検索したら、東は山形県新庄市十日町猫屋敷、西は広島県広島市中区猫屋町まで21箇所と出た。そのうち福島県石川郡石川町猫啼には「猫啼温泉」というのがあって、20年ぐらい前に音楽仲間と泊まりに行ったことがある(ただし猫はいなかった)。そんな流れで、今日は始発電車に乗って、家からいちばん近い千葉県浦安市猫実の猫を探しに出かけてみた。
浦安といえば某巨大ネズミ帝国のイメージが強いが、もともとはアサリやハマグリ、海苔などを産出する鄙びた漁村であり、今も下町には往時の雰囲気がわずかに残っている。漁村といえば猫だ。
「おいらのひいひいひいひいひいお爺ちゃんのころは、もっとたくさんの猫がいたそうだよ」
海苔屋の向かいの公園にも茶トラがいた。みんな飼い猫のように見えるね。
今度も飼い猫。色んな首輪があるね。
うちのサチコも、かつて一日だけ首輪をしたことがあるが、朝つけてやって夜帰ってきたら、下顎に引っかけてじたばたしていたので、以来我が家では首輪をしない方針になった。
猫実某郵便局にて。ポストの上に猫が座っているなどという偶然はさすがになかったが、隣の駐車場で子猫が遊んでいた。
とりあえず猫実猫はここまで。このあと舞浜駅まで歩いてみたが、某巨大ネズミ帝国付近に猫はまったくいなかった。恐らくネズミに滅ぼされたに違いない。続きがちょっとだけあるので、いずれまた。