今日は例外的に16時半からの夜勤で、猫関係業務は13:10スタートとやや遅めだった。柴崎体育館から西国立という代わり映えのしないコースを選んだのは、七三の母や婆さんに会いたかったのと、ゆっくり1号の縄張りに寄りたかったから。日差しがなく気温の低い日だったが、1匹目は割とすぐに見つかった。
車の上からこちらを見つめる黒白。若い顔つきに見えるが、実はおっさん。なぜそんなことが分かるのかというと、初めて会ったのが2012年2月で、少なくとも6歳(人間換算で40歳)にはなっているはずだから。
今日の目的の一つ、ゆっくり駐車場へのアプローチ。玄関先に3匹の猫が見えているのはひとまず置いといて、今日ここに来たのは、ゆっくり1号の寝床(正確にはその隣の土地)の様子を見たかったから。寝床の向こうには広い敷地に廃屋が建ち並び、伸び放題の庭木や雑草が森のような様相を呈して、かなり荒れた状態が続いていた。どんな廃墟でも家さえ建っていれば固定資産税の優遇措置が受けられるので、そこもそうした理由で放置された土地と思われたが、さすがに近隣からの苦情が多かったらしい。加えて一昨年5月、空家対策特別措置法というのが施行され、廃墟化した家が「特定空き家」に指定されると、税金の優遇措置を受けることができなくなった。
他人の土地なので本当の理由は分からないが、とにかく数週間前にゆっくり邸を訪れた時には、すでに解体工事が始まっていて、現場監督のおっさんが「予想以上に荒れていて、作業が難航している」とこぼしていた。さすがに終わっただろうと思って今日再び訪れたわけだが、まだ中盤にも至っていないように見受けられた。
今日は文章が長くなってしまったので、最後はあっさり終わっとく。