今日は予定通りどこへも出かけずに、草いじりなどして怠惰な一日を過ごした。3月24日に種蒔きした猫草や唐辛子が一通り生え揃ったので、猫草は猫たちに解禁し、唐辛子とトマトは間引いた上で一鉢一本に植え替えた。発芽成績は芳しいものではなく、最も良かったのはスーパースイート100(トマト)で、5粒蒔いたうち4つ発芽して80%の発芽率。国内の種苗店で買ったインドジン・ウソツカナイは2つ発芽で40%と振るわなかった。激辛系はキャロライナ・リーパーとアルマゲドンがそれぞれ1本ずつ発芽した。今年は桜が咲くのは早かったが、それ以降の1ヶ月は気温が低く、大雪が降ったりもしたので、中南米原産とされる唐辛子たちには厳しかったかも知れない。
今日紹介するのは22日の出勤前に見かけた猫たち。11連休後は日勤が3日間続いたが、初日は雨のため散歩することができず、2日目は昨日後編を紹介した通り西立川〜立川、そして今日後編を紹介する3日目は西国立〜高松町三丁目バス停を歩いた(前編はこちら)。いずれも10時出勤のため時間に余裕があり、季節も穏やかになったので比較的たくさんの猫に会えた。木香薔薇の咲くアパートで3匹の猫を見かけたあと、さらに北へ向けて少し歩くと、今度は藤の花咲く公園でキジトラに遭遇した。この日はナガミヒナゲシの群生から始まって、お花と一緒の猫によく会う日だった。
間合いを詰めると、ベンチから下りて少し後ずさった。不信感溢れる目つきが切ないぜ。
学校裏の猫アパートを覗いてみると、ベビーカーから猫が出てきた。
相変わらず人懐っこいねえ。通行人にも撫でられて、近所の人気者のようだ。
最初のころは何度会ってもシャーかまされていたんだけれども(一例)。何が彼女を変えたのか。
猫たちの暮らすアパートの隣には古びたマンションが建っていたが、昨年秋ごろに取り壊され、跡地には新しい戸建て住宅が建った。環境が変わってどうなるか心配していたが、ほかの2匹も元気にしているようだ。
あそこはもともとJTKと相方の黒のお寛ぎ処だったが、今は通りすがりの猫が一休みするだけの場所になっている。JTK、どこかで元気にしているかな。
散歩の最後に上矢印邸を覗いてみたが猫影はなく、道路向かいの駐車場を探していると、高みからこちらを眺めているのがいた。
最初は上矢印ちゃんと勘違いしていて、ここまで出張っているのは珍しいなと思っていたが、よくよく見たらぜんぜん違う猫だった。
流し目で一瞥をくれたあと、飄々と去って行った。いつ見てもカッコいいヤツだぜ。