今日の散歩は福生の外れから拝島にかけての約4.9km。嵐が去ってすっきり晴れたので、桜の公園に住むサバ白1号を訪ねるつもりで昭島駅からバスに乗ることにした。昨夜までかなり強い風が吹いていたので、まだ散り時ではなかったソメイヨシノがどのくらい持ち堪えているか、実際に見てみて次の休みにどこへ行くか決めるつもりでもあった。
出かける気配を察して引き止めに来たマコちゃんも、窓辺の日差しに当たるうち、気持ち良さそうに舟を漕ぎ始めた。
昭島駅南口からバスに乗り、10分ほどでスタート地点の住宅街に到着。途中いくつかの猫拠点に立ち寄ったもののどこも空振りで、楽しい散歩に暗雲が垂れ込めてきたころ、ようやく1匹目を見つけてほっと一息ついた。
うつむき加減の麦わらさんは顔見知り。手ぶら撮り逃げ野郎ということはバレているので呼んでも動かない。
サバ白1号の公園では数人の南アジア系外国人が花見を楽しんでいて、話し声を警戒したのか猫はどこかへ引っ込んでしまって出てこない。40分ほど待ってもダメそうだったので、諦めて次へ向かうべく歩き始めると、隣の家の敷地でまったりしている姿が目に入ってきた。君、ここにいたんかい!
公園の桜と一緒に撮るのはもうたくさんやってるから諦めるかー。悔し紛れに去年の記事にリンクしておく。
サバ白1号の公園を過ぎると猫影は限りなく薄く、あとは拝島時代の旧々々居の方へ行かないとほとんど猫には会えない。公園で時間を食ったため急ぎ足でキジ白3号の家を覗くと、窓辺に張り付く本人とバッチリ目が合ってしまい、逃げるように距離を取って撮影した写真がこちら。
いつものセレモニーを済ませてポートレートを1枚。ここじゃ眩しすぎて目が開かないねー。
なので日陰に誘ってもう1枚。目が開かないと表情で体調を量ることもできないからね。
さほど気温が上がったわけでもないのに旧々々居付近にも猫は少なく、最後に見かけたのは日なたぼっこ中のキジ白4号だった。見えるところで寛いでいるのは珍しい。
寝たふりでやり過ごそうったってダメだよ。起きてるのは分かってるんだから。
キジ白3号と1番違いなのに反応はまったく違って、こいつには完全に避けられている。自分の写真を撮る俺をしばらく見つめたのち、ついと立ち上がってプランターの裏に隠れてしまった。まあこういうこともある。