中華民國行政院は今年3月、トイレットペーパーはトイレに流すことを奨励すると発表した。
中国や台湾など一部の国では、配管が細く詰まりやすいなどの理由で、使用済みのトイレットペーパーを流さずに、備え付けの屑物入れに捨てることが習慣になっているそうだ。幸い俺はまだ経験がないが、これの臭気たるや殺人的で、街を歩いていて公衆トイレが近づいてくると、100m以上手前からそれが分かるほどなのだそうだ。
排水管が詰まると大変なことは俺も経験しているし、まして外国でそのような騒ぎを起こしたら、再入国禁止にもなりかねない(ホントか)。かといって、いくらそれがその国の習慣とはいえ、汚れた紙を流さずにトイレを出るなど俺には到底できない。したがって、今まで台湾ではなるべくウンコをしないよう心がけていた。
しかし今度の台湾猫旅は5日間にわたる。確かに俺は超絶便秘だが、タイミング良くその5日間が空白期間に当たるかなど予想もつかない。どうしたものかと思案に暮れていたところ、2週間ほど前に冒頭の報を知り、ほっと胸を撫で下ろしている今日このごろなんである。
……まあそんなことはどうでもいいんだが、夜勤前の散歩は京王高尾線の狭間から中央線の西八王子まで。天気の良い日が続いているので、新規開拓に挑戦してみた。
狭間という地名はどういう由来なのかと思い、Wikipediaを見たら、「狭い道路が入り組んでいたことから」と、ごくシンプルな説明。狭い道路が入り組んでいる街などゴマンとあるのに、なぜここが狭間でなければならないのか、それじゃぜんぜん説明になってないんですけど。
気温は9℃ほどで東京の冬らしい日。日差しを浴びる猫がぽつぽつと出ている。
通行人が通るたびに目がまん丸になる(この写真の視線は俺のうしろを見ている)。ずいぶん臆病な子だね。
うにゃうにゃ説明してくれたが猫の言葉は分からない。今日の日差しは長毛には暑かったのかしら。