東京23区に低温注意報が発表されたということで、冬期としては1985年1月以来33年ぶりだそうだ。明日の八王子の予想最低気温は氷点下9℃で、明後日は氷点下10℃。奥多摩では真冬日(一日を通じて気温が氷点下のまま)も予想されている。八王子の過去最低気温は氷点下8.8℃だそうだから、記録を更新することは確実だろう。
ただ、今日の夜勤明けの散歩では、そのような予兆を感じなかった。確かに日中の気温は5~6℃程度で低かったが、日差しが降り注いでいたし、南風が吹いていたせいで、寒いとは感じず手がかじかんだりもしなかった。さすがに雪の解けるスピードは遅かったが、昨日ずぶ濡れだった地面はだいぶ乾いて、猫たちも思い思いの場所で日に当たっているのが多かった。散歩区間は京王線の東府中から分倍河原まで。1匹目の茶トラ白はスタートから5分ほどで発見した。
地面に飛び降りて本格的な逃走態勢に入った。せっかく見つけた寛ぎ場所を放棄させるのはアレなので、正面から1枚撮ってその場を辞去した。なお念のため、過去に会っていないか帰宅してから調べたら、2014年10月の南武線猫行脚の時に会っていた(こちら)。南武線の線路から遠く離れたこの場所まで探し回っていたのだから、当時は元気があったのだなあ。
一方こちらは見るからにフレンドリーな茶トラ白。こちらに気づいてもう鳴いている。
1枚目の写真を撮り終えないうちに飛び出してきた。さっきの茶トラ白の親戚か何かだと思うが、ずいぶん性格が違うものだな。
呼んだら出てきてくれたけど、機嫌は悪そう。イヤならいいのに……。
屋根の上で寝ているのもいた。……つってもこれじゃ分かんないか。
こいつはこの家で時々見かける茶トラ。東向きの庇から南向きの屋根に移動しているところ。君たちは巧みにいい場所を探し当てるね。
歩いているうちに雲が増えて、日が翳ってしまった。気温が下がって猫も引っ込むだろうから、俺もそろそろ家に帰ろう。
最後もやっぱり目を細めて警戒している。呼ぶと返事はするんだけどな。