昨日は午前中のうちからサチコを病院に連れて行き、帰ってきたら今度は俺が偏頭痛で動けなくなり、今朝は散歩するのも出勤するのも辛かったが何とかこなして一日が終わった。サチコの方は内視鏡検査も辞さない構えで受診したが、症状が短時間で消失し再現性もないことから、まずは5日間の投薬で様子を見ることになった。動物病院というのが難しい商売だなと思うのはこういう時で、例えば消化器の不具合が疑われるとなれば、人間なら迷わず画像診断を行うところだろうが、健康保険のない動物でこれをやると軽く万札が飛んでいく。我が子同然に可愛がっているとはいえ、それが何度も続けば飼い主は疲弊していく。飼い主の懐具合を勘案しつつ、適切な時期に適切な診療を行い、出した結果に納得してもらわなければならない。科学的裏付けがありさえすれば達成できるというものでもなく、受け手は多分に情緒的だから余計に難しい。普段からの信頼関係がないと、なかなか成り立たないことだと思う。
今朝の散歩は東中野バス停から多摩センターまで。猫ヶ丘で見かけた若い茶トラ白が本日1匹目。
この子は呼べばきっと駆け寄ってくる。でもそうすると、いなくなった時に辛いので、距離を置いている。猫ヶ丘ではそれを何度か繰り返している。例えばクリ坊がそうだった。
散歩開始は6:50。いつもの猫民家の庭に馴染みの姿はなく、残念に思って歩き始めると、ちょうど巡回に出たばかりのところに行き会った。
時々見かける限りでは、この小ぢんまりした畑とその周囲が彼の縄張りらしい。同居の三毛は不在だった。
キジ白は警戒して地面に下りてしまい、残された白は憮然としている。
さらに隣のアパートの敷地に茶トラ白がもう1匹、……いや、2匹いるわ。
屋根の上で寝ていた鉢割れ。シャッター音で起こされて機嫌が悪そう。