今朝は久しぶりにチョビ1号邸や七三ファミリーの縄張りを覗いてみようと思っていたんだが、仕度しているうちに雨音が聞こえてきて、しかも次第に強くなってきているのが分かったので、急遽行き先を変更して、東中野バス停~松が谷駅を歩くことにした。雨だからといってわざわざ行き先を変えなくても、どこを歩いたって猫はいるんだけれども、こういう天気の日は人目を憚らずにのんびりやりたいので、里山の風情が残るこのコースを選んだ。
多摩センター行きのバスは始発が6:38と遅く、時間に余裕があったので、昨日に続いて今朝も猫ヶ丘を回ってみた。農家の納屋に猫型のシルエットが見えているのが分かるかな。
子猫は奥へ引っ込んでしまい、母が手前でブロック。どうせ届かないんだから大丈夫だよ。
私は山向こうから来た猫好きの者です。ちょっとだけ写真を撮らせておくんなさい。
猫ボックスから顔を出した鉢割れ黒白は4年ほど前にも一度会っているが、もちろん向こうは覚えてなどいない。一方こちらの黒白は素性を見極めるような目つきで下りてきた。
しゃがんで目線の高さを同じにできればいいんだが、フェンスを隔てているので、どうしても上からになってしまう。猫に挨拶するには不利な位置関係。
舌を鳴らして懐柔を試みるも、梃子でも動く気配なし。目を細めてこちらを見返すのみなのであった。