気を取り直して今朝も早起きさん。
今日は5日間連続日勤の3日目で、そろそろ超絶睡魔により仕事に支障が出てくるころなので、昨夜は21時半前に布団に入ってがっつり寝た。今朝5時に起きたということは、つまり7時間半寝たわけなので、世間の一般社会人に比べればむしろ長いんだが、俺は眠いと集中力をはじめ各種能力が極端に下がるので、そのくらい睡眠時間を確保しないと、生きることすべてに差し支えるんである。
今朝の散歩は狭間駅から西八王子駅までの3.4km。今のところ特筆すべき成果のないコースだが、何となく街並みの雰囲気が好きで、度々訪れるようになった。猫もまあそれなりに分布していて、運が悪ければまったく会えないこともあるものの、まだ見ぬ可愛い子たちがたくさん潜んでいることは感じ取れる。同じ街を何度も歩いて、そうした猫たちと少しずつ出会っていくのがこの趣味のいちばん楽しいところだ。
とはいえゼロでは淋しいので、保険をかけて、駅へ向かう前に猫ヶ丘を回っておく。曇って暗い空き地の隅に黒いの発見。
黒い土嚢に紛れて気付くのが遅れた。やっぱりこれは自分の毛色を意識しているのだろうな。
この子に初めて会ったのは、まだ子猫だった去年の夏。それから今年の春ごろまで、ずっと左目に炎症が残ったままだったが、ここに来てようやく軽快したようだ。
猫ヶ丘のもう1匹は、民家の濡れ縁からこちらを伺う三毛。お土産ないけど遊んでー。
プランターの横でポーズ。思いがけず張り合いのある猫に会えたため、予定の電車より2本遅くなった。
狭間駅をスタートしたのは6:40。予定より少し遅くなってしまったが、曇り空のせいでまだまだ暗く、猫がいてもきれいに撮れる気がしない。あの子はどうかな。
手ブレを嫌ってシャッタスピードを1/350にしたら、ISOが3200になってしまった。フィルムカメラ時代からしたら気違いじみた感度なんだけれども、あのころってこういう光の時どうしていたんだっけなあ。もう忘れてしまったよ。
アパートの裏庭に佇むのは三毛かな。さっきみたいに懐いてくれるかな。
一段下のアプローチでしばらく逡巡していたが、意を決したように歩き出すと、隣家の敷地の奥へと消えていった。尻尾は立っていた。