昨日の記事にも書いたように、今回の台湾猫旅のテーマは東西南北完訪であり、そのうち「北」つまり台北の猫は、昨日のお昼ごろ南港あたりをうろついて、すでに何匹かは見つけているはずだ。今日の猫散歩は宿泊地の花蓮県萬榮郷から始まり、二度目の訪問となる玉里を経由し、お昼前には台東に到着。ここでたっぷり2時間半ほど散歩して、東西南北の「東」を達成したあと、路線バスで太麻里へ移動し、夕方には南迴線の普快車(非冷房普通列車)で枋寮そして高雄を目指すことになっている。
南迴線に1往復だけ残る普快車は、去年1月の猫旅で乗った時のまま、日本製の旧型客車が最後の活躍を続けている。前回と違うのは電化工事が急ピッチで進められていることで、それが完成すれば、老朽化の著しい客車列車は早々に淘汰されるものと思われる。台湾島を一周する幹線の完全電化と併せ、大規模な新車導入も計画されているが、こちらは入札が不調に終わるなど、必ずしも順調には進んでいないようだ。ここのところの台鉄の新車といえば日本製の牙城だったが、今回日本からは入札する企業がなく、結局、通勤型電車520両については韓国が落札したそうだ。鉄道関連の海外案件はトラブルが多く、何かあると損失が大きいので仕方ない部分もあろうが、そんな風土では若い人が育たないんじゃないだろうか。
まあそんなことはどうでもいいんだが、今日紹介するのは、先月16日の夜勤明けで見かけた猫たち。この日はあまり調子が良くなくて、登戸から中野島まで歩いたものの、見かけた猫は3匹に留まった。
最初に見かけたのは大白斑の三毛。ちょっと変わった場所で寛いでいた。
ぱっつん頭だから若く見えるが、実際は結構熟している方だと思う。見かけるのは去年8月以来の2回目。
次の猫は前髪を下ろしている。同じ三毛でも色んな毛色があるものだね。
カメラはあんまり好きじゃないみたい。近寄ったらイカ耳になっちゃった。
中野島の猫拠点にたどり着くと、長毛茶トラ白が巡回から戻ったところだった。