昨日の寒さは最低気温こそ氷点下0.6℃と大したことはなかったが、日中になってもほとんど気温が上がらず、1℃にすら達しないという、東京には珍しいパターンだった。朝からちらついていた雪は時間を追うごとに強くなり、寝るころには積雪を心配するくらいだったが、今朝家を出てみると大したことはなく、濡れた道路が黒い路面を晒していた。最低気温も散歩スタートから4分後に記録した氷点下2.2℃に留まった。
風邪の方は鼻水と咳が少し残るくらいまで回復し、出勤前の散歩も頑張りすぎなければ大丈夫そうだったので、近場の東中野バス停~多摩センターを歩いてみた。雪景色となった里山の南斜面に朝日が差して、それは見事な眺めだったが、猫の方はあまり盛況ではなかった。俺が歩いている北斜面はまだ日陰のままだった。
なので猫は未だ惰眠モード。
ここは定員2名なんだけどな(一例)。俺が入る余地はなさそうだな。
2cmぐらいしか積もっていないけど、雪原になっていたので一応撮ってみた。猫は日なたと日陰に1匹ずつ。
日陰の茶トラ白も日なたに出てきた。ご飯食べたばかりなのにまだ足りないの?
「モデルになってる暇なんかないよ! 早くしないと朝ご飯に遅れちゃうんだから」
最後に谷戸の公園に立ち寄ると、六花咪が日なたぼっこ中だった。日陰には気配を察して出てきた黒白も。
樹上から舞い落ちた雪が日に当たってきらきら輝いていた。2匹の猫は南無阿弥陀仏を唱えているような顔つきで佇んでいた。日差しに感謝しているかのようだった。
黒白は状態が良くなかった。春までもう少しの辛抱なんだがなあ。