西立川の巨大黒猫に会える時間はとても限られている。朝は日が差さないと猫ボックスから出てこないし、日中はビルの一室で寝て過ごしているのでもっと出てこない。冬の間は出勤前に訪ねていってもまず会えないので、散歩ルートから外していたが、4月にもなれば6時半ごろからねぐらに日が差すことが分かっているので、今朝は半年ぶりに様子を見に行ってみた。
しかし、建物に日は差していたものの猫の姿は見えず、猫ボックスももぬけの殻。ゲボした形跡があったので元気にしているであろうことは推察でき、今朝はそれで満足しておいた。
そういうわけで今朝の1匹目はエビ邸の三毛。
今朝もいつも通り上機嫌で、ごろごろすりすり忙しかったため、撮った写真はことごとくブレた。
トラ子さんや美人さんの妹には会えずじまい。地元に住んで毎日通っていた時と違って、何ヶ月かおきに一回りするだけでは、そうそう会えるものではない。
とはいえ、顔見知りには何匹か会えたので、それはそれで嬉しいんだけれども。
木陰の猫避暑地に馴染の子。一口に黒猫と言っても、漆黒の黒というわけではなく、とても繊細な質感があるものだ。
いやに壁がきらきらしているなと思ったら、いつの間にか外壁を塗装していたらしい。4年ほど前に撮った写真では色が違っている。
近寄ったら物置の上へ退避。この路地は東向きなので、天気のいい朝は奥まで日差しが届く。猫も時々日に当たっている(一例)。
どちらも顔見知りだが、2匹揃って見かけるのは珍しいかも。特に臆病なのはこちら。
最後の猫は個性的な顔立ちの三毛。目立たない場所でご飯を待っていた。
モノレールに乗る前に人妻三毛ちゃん邸に立ち寄ってみたが、両側を高い塀に挟まれ、日の当たらない路地に生き物の気配はなかった。