今日から日勤が4日間続くので、雨さえ降らなければ(そして眠くてヘタレなければ)、ゆっくり朝の散歩を堪能できるはずだ。
今朝歩いたのは府中から東府中までの4.3km。懇意にしていたモノクロ爺さん2匹が半年ほど前に死んだと聞き、がっくりして足が遠のいていたが、あちら方面で暮らしている猫は爺さんだけではない。たまには顔を出しておかないと、他の猫たちに忘れられてしまうので、無沙汰を詫びにいくつかの猫拠点を回ることにしたのだった。
家を出た6時の気温は18.8℃。雲が厚くて暗かったせいかそれよりも寒く感じたが、近所の猫路地にはすでに武蔵ちゃんがいて、定位置で立哨していた。
早起きというか、夜通し活動していたのかも知れない。鼻の頭に先週はなかった引っかき傷ができている。こりゃマコちゃんと遭遇したら大騒ぎになるなー。
今朝は近場からスタートなので、いつもより遅めに出ても良かったんだが、それだと街が活気づいてしまって猫は引っ込むし俺も色々やりにくい。府中本町まで自転車で行くことも考えたが、それだと仕事帰りが面倒だ。そうした種々の理由により、分倍河原から1駅だけ電車に乗り、府中駅に降り立ったのは6:14だった。
駅からしばらく歩いてモノクロ爺さんの路地に差しかかると、これまたモノクロの猫が植え込みを嗅ぎ回っていた。
時々この辺りで見かける黒白。同じ路地のごく近くで暮らしていながら、モノクロ爺さんたちとは別の縄張りを持っていて、交流はまったくなかったようだ。お腹の脇に少し尋常性白斑があるようだね。
お水が用意してあるから食後だったか。まだ6時半前なのにずいぶん早いね。
車の下には相方と思しき茶トラが潜んでいた。久しぶりに来たけどみんな元気そうで何より。
とある大きな農家の裏手の路地を歩いていると、勝手口の門柱に猫が乗ってこちらを眺めていた。
広い敷地の奥の方に猫影を認めたことは何度かあるが、こんなに至近距離で会うのは初めて。農家といえばやっぱり猫だよな。
そんなところで何をしているの。もうすぐ電車が来るから危ないよ。
薄色三毛は頻繁に見かけるが黒白は去年12月に一度見かけて以来。冬毛夏毛の違いがあるとはいえ、あまりに体格が違って見えたので、帰宅して過去の写真を確認するまでは、同一人物だとは思えなかった。
君は色気より食い気を優先した方がいいと思うよ。